『海の落語プロジェクト』鈴々舎馬るこが新作“海ごみ”落語を瀬戸内オーシャンズXキックオフ記念シンポジウムで披露!
閉鎖性海域である瀬戸内の沿岸4県(岡山/広島/香川/愛媛)を4つの端部を持つ「X」になぞらえた、4県と日本財団による海洋ごみ対策プロジェクト『瀬戸内オーシャンズX』が、7月4日にサンポートホール高松で『瀬戸内オーシャンズX キックオフ記念シンポジウム』を開催。 海の落語プロジェクトから鈴々舎馬るこが新作“海ごみ”落語『プラスチックごみだらけの竜宮城』を披露しました。
2021.07.28
閉鎖性海域である瀬戸内の沿岸4県(岡山/広島/香川/愛媛)を4つの端部を持つ「X」になぞらえた、4県と日本財団による海洋ごみ対策プロジェクト『瀬戸内オーシャンズX』が、7月4日にサンポートホール高松で『瀬戸内オーシャンズX キックオフ記念シンポジウム』を開催。
海の落語プロジェクトから鈴々舎馬るこが新作“海ごみ”落語『プラスチックごみだらけの竜宮城』を披露。シンポジウム来場のお客様を、瀬戸内海の渦ならぬ爆笑の渦に巻き込みました。当日の様子は、瀬戸内オーシャンズXの公式サイトで動画をご覧いただけます。
https://setouchi-oceansx.jp/symposium.html
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環です。
日時
2021年7月4日(日)13:30~16:15
会場
サンポートホール高松
プログラム
1.開会挨拶
2.基調講演
3.現場中継
4.報告
5.トークセッション①~新作“海ごみ”落語[鈴々舎馬るこ]
6.トークセッション②
7.閉会挨拶
司会
フリーキャスター伊藤聡子
海洋ごみ問題を巧みに取り入れた新作“海”落語は爆笑&感心
当日は講演やトークセッションなど海洋ごみに関する様々なプログラムが行われ、シンポジウムに来場されたお客様は一様に真剣に聞き入っていました。そんな中、鈴々舎馬るこがステージに登場。瀬戸内の海洋ごみ問題を論ずるシンポジウムの場への落語家の登場は異質とも思えましたが、落語の中に海洋ごみ問題を巧みに取り入れた「プラスチックごみだらけの竜宮城」は、来場者の笑いを誘いながらも皆さん感心することしきりでした。
プラスチックごみだらけの竜宮城あらすじ
浦島太郎を現代に置き換えたお話。瀬戸内のある海沿いの神社の裏に住んでいる島田さん。通称・浦島さんが物語の主人公。浜辺でいじめられていたウミガメを助けた浦島さんは、そのお礼にウミガメに海の底にある竜宮城に招待されます。
竜宮城では、浦島太郎の時代から二千年が経過しすっかり年老いた乙姫ならぬ乙婆が浦島さんを歓待しますが、海洋ごみの影響は竜宮城にも及んでおり、二千年前のきらびやかな歓待の様子とは変わっていて…。果たしてタイやヒラメは舞い踊るのか?玉手箱は?浦島さんは無事に帰れるのか?
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。