約300人の小学生と学んだ海洋ごみ問題 ESD教材授業 2021年10月7日(木)【場所】名古屋市立東築地小学校・野跡小学校
海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会は、2021年10月7日(木)に名古屋市立東築地小学校・野跡小学校でESD教材を使った授業を実施致しました。
2021.10.20
海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会は、2021年10月7日(木)に名古屋市立東築地小学校・野跡小学校でESD教材を使った授業を実施致しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で実施したものです。
日本財団「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」小学校 高学年向け ESD教材授業
実施日
2021年10月7日(木)
場所
名古屋市立東築地小学校、名古屋市立野跡小学校
生徒数
東築地小:4~6年生約200人
野跡小:4~6年生約100人
URL
https://tv-aichi.co.jp/aichi_uminohi/
監修
公益財団法人 名古屋みなと振興財団 名古屋港水族館
協力
株式会社名古屋グランパスエイト、公益社団法人 名古屋清港会
後援
名古屋市教育委員会
メリ夫くん登場
名古屋市立東築地小学校の4~6年生約200人、名古屋市立野跡小学校の4~6年生約100人に本年度制作したESD教材の動画を使って授業を行いました。
冒頭、司会のフリーアナウンサー菊池 優さんと一緒に登場したのは!?!
2004年から〝うみをきれいにしたいメリ☆”と愛知県内の幼稚園・保育園を回って「メリおっと!たいそう」を踊っているテレビ愛知キャラクター メリ夫くん!みんな小さい頃に見た事あるのかな?大人気でした!
https://tv-aichi.co.jp/merio/
ESD教材動画
菊池アナからメリ夫くんのプロフィール紹介と海洋ごみ問題について説明のあった後、名古屋港水族館「エコ・アクアリウム」でメリ夫、カイオー、グランパスくんが海洋ごみ、マイクロプラスチックが海の生き物たちに与える影響などを紹介し、清掃船を使用して名古屋港や河川を清掃してくれている名古屋清港会の仕事を学び、自分たちがどんなアクションを起こしたらいいかを考えるきっかけになるESD動画教材「ツブツブの正体」をみんなで観ました。
制作サイドとしてはここまでの大人数の子供たちに観てもらうのは初めてだったので、どうなるかなぁ!?と思っていましたが、一人も飽きる事なくみんな真剣に約15分間観てくれて嬉しかったです!
https://www.youtube.com/watch?v=htzzXkaRNBM
プロギング授業
動画を観た後は実際の先生による授業を実施しました。
教壇に立っていただいたのはプロギングジャパン代表 常田 英一朗さんです!
子供たちとの対話を中心とした構成で進めていただき、どうやったら海のごみってなくなると思う?という質問に
・ごみを捨てなければいい
・マイバッグを持つようにする
・海の水を全部抜いて拾う
など自由な発想の解決策が飛び交い体育館の空気も朗らかになりました!
プロギングの説明やどうして勉強ってするんだろう?というテーマでも話していただいたのですが、常田先生が一番生徒達に伝えたかった事は、楽しい事って長続きするよね!という事です。
最後にみんなで記念撮影
生徒達へはESD教材の教本と「海ごみゼロオリジナルごみ袋」を後ほど先生から配っていただきました。
教本からより理解を深めて、もらったごみ袋で実際にごみ拾いをしてくれたらいいなと思います。
※(注)プロギング(Plogging)とは、
英語の「jogging(ジョギング)」とスウェーデン語の「plocka upp(拾う)」を合わせた造語です。体力づくりと環境活動 を組み合わせたフィットネスとして世界で大流行しています。
https://plogging.jp/
※ESD(Education for Sustainable Development)とは、
地球に存在する人間を含めた命ある生物が、遠い未来までその営みを続けていくために、これらの課題を自らの問題として捉え、一人ひとりが自分にできることを考え、実践していくこと(think globally, act locally)を身につけ、課題解決につながる価値観や行動を生み出し、持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。つまり、ESDは持続可能な社会づくりの担い手を育む教育です。
出典元:文部科学省
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:300人