1,111人のボランティアが清掃活動 藤前干潟で「藤前干潟クリーン大作戦」を実施しました!
海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会は、2021年10月23日(土)に藤前干潟クリーン大作戦実行委員会が開催する「第35回'21秋の藤前干潟クリーン大作戦」にて清掃活動を行いました。
2021.11.11
海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会は、2021年10月23日(土)に藤前干潟クリーン大作戦実行委員会が開催する「第35回’21秋の藤前干潟クリーン大作戦」にて清掃活動を行いました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で協力するものです。
開催概要
伊勢湾ごみ流出防衛最前線!第35回’21秋の藤前干潟クリーン大作戦
実施日時
2021年10月23日(土)10:00~11:30頃
※ヨシ植栽会、干潟観察会は12:15~14:00頃
場所
藤前干潟(中堤会場、藤前会場、学区会場)
参加者数
中堤会場:324人
藤前会場:350人
学区会場:437人 計1,111人
ヨシ植栽会:29人
干潟観察会:41人
ごみ数量
(45L袋)1,909袋
詳細URL
https://cleanupfujimae-1.jimdofree.com/
https://tv-aichi.co.jp/aichi_uminohi/
放送日時
11月20日(土) 11:03-11:45 テレビ愛知「お宝ちゃん」
https://tv-aichi.co.jp/otakarachan/
協力
日本財団「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」、海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会
藤前干潟クリーン大作戦とは?
土岐川、庄内川、新川の河口にある藤前干潟は、長年の市民活動によってごみ埋め立てを免れ、2002年11月に国設鳥獣保護区の指定とともに、ラムサール条約の登録地となりました。
そんな日本有数の渡り鳥にとっても貴重な飛来地である藤前干潟は現在、上流などから運ばれたペットボトル、ビニール袋、発泡スチロールなどの石油原料の製品ごみに覆われています。
そこで、「ラムサール条約に恥じない藤前干潟にする」、「子供達が安心して遊べる干潟や川を取り戻す」、「流域全体のゴミや水のことを考えるネットワークを形成する」ことを目的に、「エコストック実行委員会」、「土岐川・庄内川流域ネットワーク」、「特定非営利活動法人藤前干潟を守る会」、「リバーサイドヒーローズ・多治見さかなの会」の4つの市民団体が行政や企業と協働して「流域市民・市民団体による」藤前干潟のクリーン作戦を行うために、2004年10月5日に委員会を結成し、「藤前干潟クリーン大作戦実行委員会」を結成しました。
2006年春以降は、新たに「モリゾー・キッコロと環境活動を推進する会(通称:モリコロ会)」、2009年秋からは「庄内川川ナビ歩こう会」、2011年春からは「産業廃棄物専門家グループ(通称:IPG)」が実行委員会に加わり、活動を共にしていくこととなりました。
さらに、現在は「かすがい環境まちづくりパートナーシップ会議」、「土岐川・庄内川源流の森委員会」、「名古屋市稲永スポーツセンター」、「なごや舞祭衆」、「(一社)ClearWaterProject」、「萌木舎」、「中部大学ボランティア・NPOセンター」、「名古屋市野鳥観察館」、「愛地クリーンプロジェクト」、「中部大学上野研究室」が実行委員会に加わり、藤前干潟の清掃だけではなく、藤前干潟の環境に関する調査や普及啓発、伊勢湾流域での活動(22世紀奈佐の浜プロジェクト)を行うなど、活動の幅を広げています。
「海ごみゼロオリジナルごみ袋」を使った清掃活動
清掃活動では「海ごみゼロオリジナルごみ袋」を使用して約1時間の清掃活動を行いました。参加者の中には、「土を掘っても掘ってもこのプラスチックが出てきて、これが自然の力でさらに砕かれてマイクロプラスチックになってしまうのだと実感しました。」や「ライターなどもたくさんあり食品容器やペットボトル以外にも色々なごみが流れ着いている事にびっくりしました。」など新たな経験と学びを得た参加者もいました。
ヨシ植栽会・干潟観察会
昼食を取り午後からは中部大学の学生の方々などを交えヨシの植栽会と干潟の観察会が行われました。ヨシが生えていない部分は水質の悪化やごみがヨシにぶつかったりなどストレスが加わると生えなくなってしまうということを参加者たちは学びました。
今後に向けて
来年度は藤前干潟がラムサール条約に登録されて20年目の記念すべき年でもあるため、海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会として藤前干潟の認知UP、ごみ拾い活動への協力など一緒に周年イヤーを盛り上げて行く所存でございます。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:1,111人