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『スポGOMI甲子園・秋田県大会』を開催激闘を制したのは秋田新屋高校立方米チーム 当日は参加者全36人で、23.2Kgのごみを集めました!

スポGOMI甲子園実行委員会は、スポGOMI甲子園2021秋田県大会を今年も開催いたしました。

2021.12.24

スポGOMI甲子園実行委員会は、スポGOMI甲子園2021秋田県大会を今年も開催いたしました。
スポGOMI甲子園とは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催されるもので、全国の高校生(15~18歳)が1チーム3人で60分間、競技エリア内でごみを拾い、その質と量を競い合う地球にやさしいスポーツです。

日程
2021年10月16日(土)
開催場所
秋田県秋田市 秋田拠点センターアルヴェ
参加人数
秋田県内高校生 36名

緻密な作戦、熱き思い!ここは三国志の戦場か!?

大会は今年で3年目。全国の30都道府県で予選が行われています。各予選大会1位のチームが12月に行われる全国大会に進出し、日本一を競います。この日、秋田拠点センターアルヴェには秋田県内の高校生12チーム36名が集まりました。
開会の挨拶に立ったCHANGE FOR THE BLUE in秋田県実行委員会の村山は「海洋ごみ問題は1人ひとりが考えて行動することが大事。海のことを考えて取り組んでほしい。」とコメント。この競技が始まった大切な背景と街中のごみが海につながっているということを忘れてはいけません。

続いて各チームの作戦タイム。どこから攻めるか、3人の役割分担などを確認します。燃えるごみやペットボトルなどごみの種類によってポイントが異なるので、ごみを集めると同時に分別しなければいけません。またスポGOMI甲子園には、「オリジナルアイテム」という面白いルールがあります。ごみ拾いに使うごみ箱やトングなど、工夫を凝らした自作アイテムを使うことができ、審査員の心をつかんだ自作アイテムにはポイントが加算されます。各チームは戦略を練り、相手チームのオリジナルアイテムやその熱意を計り、あたかも三国志の軍師のような面持ちで策略を立てていきます。

さぁ!ごみ拾いスタート!

あいにくの小雨模様で大会はスタート。雨と気温の低下のため、今回は45分の制限時間に変更となりました。和やかなムードで始まりましたが、すぐに各チーム真剣モードに。会場となっているアルヴェ周辺の道路の草むらを念入りに調べたり、バス停のベンチの下をのぞきこんだり、各チームは独自の作戦で動いている様子でした。重点的に人の休まるところを狙っていたチームはなかなかの量のごみを集めていました。

<高校生コメント>
普段気にしていなかったけど、周りを見ると、ごみがいっぱい落ちていることに気づきました。トングを持っていると不思議と拾いたくなる感じです。たばこ、包装紙、ペットボトル、いろんなごみもあるけど、落ちているのを拾うという行為を普段から習慣づけないといけないと思いました。

様々な思いを抱いて各チームごみを拾い上げていきます。ラスト5分、各チーム最後のスパートをかけていきます。そしてタイムアップ。各チームたくさんのごみ袋をもって本部に戻ってきます。競技中に仲良くなったチームは一緒に帰ってきているのを見ると、改めてスポーツだなということを感じさせられます。

いよいよ発表の時!

表彰式。審査員の目に止まった優秀なオリジナルアイテムは、秋田新屋高校立方米チームの「分別ごみキャリーカート」が選ばれました。
そしてついに、優勝チームの発表。優勝チームは東京大会に出場ができることもあって会場の緊張感が高まります。優勝は秋田新屋高校立方米チームで、1.87kg(4袋分)ごみを集めました。役割分担を決めて手際よくごみを拾っていくこと、またオリジナルアイテムのポイントが加算されたのも大きな勝因となりました。チーム代表の高橋さんは全国大会に向けて「優勝を目指してオリジナルアイテムも活用し、細かいごみもたくさん拾っていきます!海を守る行動をしっかり意識し当日も頑張ります!」と周りのチームに宣言していました。

創意工夫して楽しみながらも、海洋ごみ問題を真剣に考える高校生の熱意に圧倒され、まさに甲子園と呼ぶにふさわしいイベントとなりました。優勝した秋田新屋高校立方米チームの皆さんには、12月の全国大会で、ぜひ日本一を目指して取り組んでほしいです。



イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:36人