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小海町の“海ノ民話アニメ”『くじらの夫婦』地元小学生がアニメを鑑賞し山と海の繋がりについて学習します

小海町・海ノ民話のまち実行委員会と一般社団法人日本昔ばなし協会は、地元の「海との関わり」「地域の学び」を子どもたちに伝えるため、アニメ『くじらの夫婦』の上映会と山と海を繋ぐ水の循環についての学習会を2月18日(金)11時から小海町立小海小学校にて実施します。

2022.02.09

小海町・海ノ民話のまち実行委員会と一般社団法人日本昔ばなし協会は、地元の「海との関わり」「地域の学び」を子どもたちに伝えるため、アニメ『くじらの夫婦』の上映会と山と海を繋ぐ水の循環についての学習会を2月18日(金)11時から小海町立小海小学校にて実施します。

海なし県である長野県ですが、小海町には大昔、大きな湖がありその湖を”海”と呼んでいました。現在の小海町にもいくつか湖があり、その水は千曲川へ流れ、信濃川となり日本海へ流れていきます。山と海は川で繋がっており、山の恵みは海へと運ばれ海の豊かさを支えているということを、地元・小海小学校の1.2年生がアニメ鑑賞と学習会を通して学びます。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

海ノ民話のまちプロジェクトオフィシャルサイト https://uminominwa.jp/

小海町の“海ノ民話アニメ”『くじらの夫婦』地元小学生アニメ鑑賞会
<日程>
2022年2月18日(金)11:00~12:00
<会場>
小海町立小海小学校(長野県南佐久郡小海町小海)
<参加者>
小海小学校 全1.2年生(約50名)
<講師>
宮澤賢司さん (やすらぎ園所長)
山口功輝さん (町民課地域包括支援係)
<プログラム(予定)>
■事業説明・アニメ鑑賞
■水の循環についての学習
■写真撮影など

<アニメ『くじらの夫婦』>(尺約5分)
ある海にくじらの家族がおりました。昔、おじいさんくじらがまだ若いころ、「信州に小海という豊かな海がある」という噂を聞き、夫婦で小海に向け千曲川を遡っていきました。
小海町まであと少し…といったところで、松の木の精がくじらの夫婦に「おうい、くじらよ。こんな狭い川をのぼって、どこへ行く?」と声を掛けました。
「小海という豊かな海がこの先にあると聞き、その海へ移り住むために向かっているのです」とくじらの夫婦が答えると、松の木の精は笑いながら「お前さんら。小海とは海ではなく、ところの名前だ!」と言いました。
それを聞いたくじらの夫婦は、この先に豊かな海はないのかと残念がりました。
そんなくじらの夫婦を見た松の木の精は、「小海は豊かな海ではないが、海へ豊かな水を届けており、周りの山々はお前さん方が住む海を支えている。おてんとさんが海の水を蒸発させ、それが風で山まで運ばれ雲となり、雨が降る。雨の水は、山に染み込み湧き水となる。そのきれいな湧き水がやがて川となり、海に流れる。
時には雨が降り続き、山の土砂で川の水が濁る。そうすると海にはない栄養が、水に溶け海まで運ばれる。人からすれば大雨は迷惑な話だが、海にとってみれば山の恵みを海へ届けるには重要なことなのだよ」と語った。
それを聞いたくじらの夫婦は、小海には山がありその豊かな恵みが海へ運ばれていることを知り、海からこんなに離れた小海が海へ恵みを届けていることに驚きました。
と同時に、山と海は繋がっているのだと嬉しくなり、海へ帰ったらみんなに話してやろうと思いました。

<メディアからのお問い合わせ>
小海町・海ノ民話のまち実行委員会 事務局
電話:026-214-2881(株式会社Dynamics内)