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サーフィンの聖地・南相馬で「ふくしまはじめてのサーフィンツアー」を開催しました! 2021年9月4日、5日 福島県南相馬市

海と日本PROJECT in ふくしま実行委員会は、2021年9月4、5日に、地元の小学5・6年生を対象にサーフィンを通じて、海の魅力・海(波)のメカニズムを学び、未来へ繋ぎたい福島の海を考える、「ふくしまはじめてのサーフィンツアー」を開催いたしました。

2022.02.28

海と日本PROJECT in ふくしま実行委員会は、2021年9月4、5日に、地元の小学5・6年生を対象にサーフィンを通じて、海の魅力・海(波)のメカニズムを学び、未来へ繋ぎたい福島の海を考える、「ふくしまはじめてのサーフィンツアー」を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
地元の小学5・6年生を対象にサーフィンを通じて、海の魅力・海(波)のメカニズムを学び、未来へ繋ぎたい福島の海を考える。
日程
2021年9月4日(土)9:30~15:30、5日(日)9:00~15:30
開催場所
北泉海岸(福島県南相馬市原町区金沢浦115-2)
ブライダルホテル ラフィーヌ(福島県南相馬市原町区旭町2-29)
参加人数
20名
協力団体
南相馬市役所観光交流課、相馬双葉漁業協同組合、フライダルホテル ラフィーヌ、NPOハッピーアイランドサーフツーリズム、みそ漬処 香の蔵

サーフィンの聖地・南相馬をより深く知る2日間

東日本大震災から10年。日本でも有数の震災前はサーフィンの聖地として名をはせていた福島県南相馬市。しかし、震災の影響で2019年まで海開きができず、今の小学生たちにとって海が遠い存在になっており、「海に入ったことがない」という南相馬の子どもたちすらいると言われています。
海と日本PROJECTinふくしまでは南相馬市の子どもたちに地元の海の魅力を発見してもらい、未来へ引き継ぐため、サーフィン体験のイベントを開催しました。
参加した子どもたちは13名。参加者のほとんどがはじめてのサーフィン体験にもかかわらず、この2日間で波に乗れるようになって喜ぶ姿が印象的でした。「自分のサーフボードが欲しい!」という声もあるほど、サーフィンへの関心が高まるイベントでした。

波はなぜ起こる?北泉海岸「波」の授業

サーフィン体験をする前に、子どもたちはサーフィンに必要不可欠な「波」がそもそもどうして起こるのかを実際に南相馬の海を見ながら学びました。講師の海上保安部の方からの「波はどうして起こる?」という問いかけに対して子どもたちはそれぞれ「風」「地球が回っているから」など様々な回答が飛び交いました。結論、発表した全員の答えが正解と言えるもので、子どもたちの波への関心の高さが伺えました。
また、離岸流など、海での危険とその対処法についても学び、これから実際にサーフィンするうえで身を守るための備えは万全です。

南相馬(福島)の魚の授業

南相馬の海の魅力は、サーフィンだけではありません。親潮と黒潮がぶつかる潮目の海はたくさんの魚が獲れる漁場でもあります。地元でとれる魚にはどのようなものがあるのかを学びました。子どもたちは普段なかなかできない大きな魚に触れるという経験に、「これはヒラメだ!」「ヌルヌルする!」など、魚の種類や見た目の特徴に対し興味津々な姿が見られました。

昼食

学びの時間の後は楽しいお昼ご飯が待っていました。魚の授業で登場した魚たちを使った、地元の食材満載のメニュー・その名も「南相馬の「海」満載御膳」。1日目と2日目でそれぞれ別メニューをいただきました。なかなか食べることのできない御膳に子どもたちは大喜びな様子でした。また、地元の海ではこんなに美味しい魚が獲れるということを知るきっかけにもなりました。

サーフィン体験

待ちに待ったサーフィン体験は、1日目の午後と2日目の朝の2回行いました。多くの子供たちがサーフィン未経験で、ウェットスーツに着替えるところからワクワクが伝わってきました。
実際に海で波に乗る前に、まずは砂浜で砂山を作り、そこへサーフボードを乗せた練習方法で、波に乗る時の重心の感覚や、体の使い方を身に着けました。
陸での練習を終えたら、いよいよ海へ!陸では乗れたボードも本物の波ではなかなかうまくいきません!でも「もう1回!」「次は乗る!」と乗れるまで何度も挑戦していました。2日間かけて、多くの子供たちがちゃんと波に乗ることができました!終わった後も「またやりたい!」「サーフボードがほしい!」とサーフィンへの意欲が高まっていたのが印象的でした。

ポスター制作・発表会

イベントの最後に南相馬の楽しい海を伝えるために、ポスターの作成を行いました。サーフィンの絵はもちろんのこと、南相馬の美味しい魚や、海そのものの魅力を描く子どもたちもいました。書き終えた後には、
全員でポスター発表会を行いました。「サーフィンができるこの海を守りたい」、「南相馬にはこんなにおいしい魚がたくさんいることを知った」など、2日間の各々の学びを全員で共有して、サーフィンツアーは幕を閉じました。
なお、作成したポスターは、南相馬の漬物店「香の蔵」の人気商品「クリームチーズのみそ漬」(JR東日本おみやげグランプリ2018特別賞)のパッケージに描かれ、特別デザインパッケージとして県内・外で10月に販売される予定です。

 
 
 
 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:20人