「海と日本プロジェクト in みやぎ」実行委員会は、2021年11月13日（土）～30日（火）までの18日間、若者たちに人気のショッピングモール・仙台駅前EBeans（https://www.e-beans.jp/）とコラボし、「海へのメッセージ展」を開催しました。普段、海と接する機会の少ない10～20代の若者たちに、海で起きている様々な問題を知ってもらい、未来の海のためにそれぞれが何ができるか考えてもらうために、パネルを展示。海洋ごみ、海水温の上昇、磯焼けなどの問題を紹介するパネルを見て感じたことや海へのメッセージをシールに書いてボードに貼ってもらい、シールアート作品を制作しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
①海の問題に関するパネル展示
海洋ごみ、海水温上昇、磯焼けなど、今海で起きている問題を紹介するパネルを展示
②シールアート制作
パネルを見て感じたことや海へのメッセージをシールに書いて、アートパネルに貼ってもらいシールアートを制作
開催期間
2021年11月13日（土）～30日（火）10:00～20:00
開催場所
仙台駅前イービーンズ 4階 特設会場（宮城県仙台市青葉区中央4‐1-1）
参加料
無料
協力団体
株式会社エンドーチェーン（仙台駅前EBeans）

今、海で起きている様々な問題を紹介するパネルを展示

日常的に海と接する機会の少ない10～20代の若者たちに、海で起きている様々な問題を知ってもらうために、「海洋ごみ」「海水温の上昇」「磯焼け」について説明するパネルを展示。今、海でどういったことが起きていて、私たちの暮らしとどういった関係があるのかを訴求しました。パネルを見て、山積する問題に驚いた様子で「自分たちにできることをやろうと思った」と話してくれる若者もいました。

宮城の海で回収された海洋プラスチックごみも展示

会場には仙台市の荒浜海岸で行った海洋ごみの調査結果とともに、そこで回収された海洋プラスチックごみも展示。 実際に、海洋プラスチックごみに触れてもらいながら、身近な海にも工業用ごみ、生活ごみなど様々な種類の海洋ごみがあることを実感してもらいました。

海への想い・メッセージを書いたシールでシールアート作品を制作

海洋問題のパネルを見て感じたことや海へのメッセージをシールに書いてもらい、海の生き物が描かれたボードに貼って、シールアート作品を制作しました。「いつまでもキレイな海でありますように」「ごみを拾って魚を守ろう！」「海を守ろう！」「きれいな海が好き」「自分でできる取り組みを考えて行動していきたい」などなど・・・いろいろな想いがこもったシールアート作品になりました。

参加者などからの声

今回、「海へのメッセージ展」に参加してくれた若者たちは、次のように話してくれました。海で起きている様々な問題を知って、海を守っていくために自分たちにできることをやりたいと感じてくれたようです。

●見て見ぬ振りすることが多くて、改めて自分たちで何かできることがあるんじゃないかと、今回、参加してみて分かりました。
●これからもおいしい魚が食べられるように、今、自分たちにできることをやろうと思いました。
●海にごみを捨てないように、どうしたらいいか考えたくなりました。海をきれいにしたいと思います。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています