今だからこそできるアクション・イノベーションを起こそう!オンラインワークショップ「OCEAN HEROES」第2回~第4回を開催
無料給水アプリとプラットフォーム「mymizu」を運営する一般社団法人 Social Innovation Japanは、オンラインワークショップ「未来のリーダー OCEAN HEROES 今だからこそできるアクション・イノベーションを起こそう!」を開催しました。全4回にわたるシリーズの第2〜4回です。
2022.05.12
日本初無料給水アプリとプラットフォーム「mymizu」を運営する一般社団法人 Social Innovation Japanは、高校・大学生が気候変動のプロから海について学び、現状に基づいた課題解決に挑むオンラインワークショップ全4回にわたるシリーズの第2〜4回として、「未来のリーダー OCEAN HEROES 今だからこそできるアクション・イノベーションを起こそう!」を、2022年1月23日(日)/2月6日(日)/3月6日(日)に開催いたしました。また、3月27日(日) には「Ocean Heroes の集い」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
日本初無料給水アプリとプラットフォーム「mymizu」を運営する一般社団法人 Social Innovation Japanは、高校・大学生が気候変動のプロから海について学び、現状に基づいた課題解決に挑むオンラインワークショップ全4回にわたるシリーズの第2、3、4回として、「未来のリーダー OCEAN HEROES 今だからこそできるアクション・イノベーションを起こそう!」を開催いたしました。
SESSION 1: LEARN(9:00~10:30)
海、気候変動、私たちの関係性を知り、より身近なものであることを新しく出来た仲間と再認識する。私たちの生活がいかに気候変動とかかわって、同時に改善していくポテンシャルに溢れていることに気づくセッション。
SESSION 2: INSPIRATION(10:30~11:30)
海と近い関係を持つ、プラスチックごみ問題を含む海で起きている様々な環境問題を日々肌で感じているmymizuアンバサダーの一ノ瀬メイ氏(水泳パラリンピアン・環境アクティビスト)をゲストスピーカーとして招待し、未来のリーダーたちにインスピレーションを与える。
SESSION 3: ACTION(11:30~13:00)
今後のアクションにつなげる為の参加型ワークショップ・アイディアソン。(アクションプラン作りなどを含む)
基調講演:一ノ瀬メイ
水泳パラリンピアン/環境アクティビスト/mymizu アンバサダー
1997年生まれ。京都府出身。近畿大学水上競技部所属。生まれつき右肘から下がない先天性右前腕欠損。京都市障害者スポーツセンターの近所に住んでいたことがきっかけで、1歳半から同センターで水泳を始める。小学校4年生のとき、父親の母国イギリスへ1年間留学。2010年、当時史上最年少でアジアパラ競技大会に出場し、50メートル自由形で銀メダル獲得。以降、中学・高校年代に国内およびアジアの大会で数多くのメダルを獲得。2016年のリオパラリンピックでは、100メートル自由形(S9クラス)で自己ベストを更新。
メイさんのVogue Japan特集はこちらからご覧ください!
https://www.vogue.co.jp/change/article/mei-ichinose-swimming-paralympian
日程
第2回 2022年1月23日(日)9:00~13:00
第3回 2022年2月6日(日)9:00~13:00
第4回 2022年3月6日(日)9:00~13:00
Ocean Heroes の集い 2022年3月27日(日)10:00~11:00
開催場所
オンライン (Zoom)
参加人数
各回30名
イベントパートナー
Japan Youth Platform For Sustainability (J.Y.P.S.)
Bye Bye Plastic Bags Tokyo
Fridays For Future Japan
Blue Earth High School
イベントの詳細は下記になります。
https://www.mymizu.co/events-ja/ocean-heroes-2022
海の現状と、私たちにできること
「私たちの生活と気候変動がどのように関連しているのか?」
「プラスチックは地球にどのような影響を及ぼしているのか?」
これらの重要なテーマについて、基礎を含む学びが詰まった講義を実施しました。講義の間は参加者一人一人が真剣な面持ちでメモを取り、それぞれが感じたことをグループで共有しました。講義を受けた後には、課題解決のためにどんなアクションを、どのように実行できるかなど、実践的な質問やコメントが多く寄せられました。
一ノ瀬メイさんによる講演では、一ノ瀬さんがこれまでにどのような経験をし、その経験からの学びが水泳や環境保護の活動にどう生きているかなどのお話をうかがいました。少しずつでも自分の考えや想いを発信することの大切さを学び、一ノ瀬メイさんにとっての行動の原動力に刺激を受けた参加者が多く、イベント後半でのアクションプラン作成に向けた後押しとなりました。
学生が起こすイノベーションの可能性
私たちの源である海は現在危機に瀕しています。
喫緊のアクションが求められている中、青い地球を守るために私たちは何ができるのでしょうか。日本中のチェンジメーカーを対象にした無料のオンラインプログラムを通して、気候変動問題に取り組むプロから海について学び、新しい仲間と共にコラボレーションの力で、現実味のある課題解決に一緒に取り組む機会を提供したいと考え実施しました。
学生である今だからこそできることとは?
Ocean Heroesでは、気候変動問題について学ぶだけでは終わりません。参加学生には、学んだことをもとに「自分が今すぐ始められるアクション」を考え、お互いにアクションプランを共有しディスカッションしてもらいました。これにより、海の現状や気候変動が世界規模の課題であることを理解しながらも、自分ごとと捉えて身近な行動に移すよう、日々の生活に焦点を当てることができます。学生だからこそ、様々な挑戦を実践することができるはずです。その可能性と想いを後押ししていくため参加学生限定のコミュニティを作成し、イベント後にも繋がり続ける環境を整えます。
同じ想いを持つ仲間と共に一歩を踏み出す
学生同士が協力して、継続的に課題解決に取り組む機会を提供するため、これまでの参加者全員が参加できる「Ocean Heroes の集い」を開催しました。これまでのイベントで出されたアイデアを見て学びを深め、1人1人がイベント後に実践していることや、最近の取り組みを共有しました。同じ関心を持つ仲間と情報を交換し、繋がりを得ることによって、新たな発見や目標を見つける機会となりました。今後もこのコミュニティを活性化し、共にアクションを起こすことができるような場所にしていきます。
アクションに繋がるワークショップボード「mymizu Ocean Heroesキャンバス」
参加した高校生・大学生からの声
・なんとなく海洋プラスチックごみが生態系に悪い影響を与えるという理解だったが、具体的な数字や被害状況などからより明確に問題意識を持つことができた
・環境問題や社会問題に対して同じ熱量を持つ方たちと意見を交わすことができ、本当に有意義な時間となった
・実際に行動している人からたくさん話を聞くことが出来て、今後の活動のヒントにもモチベーションにもなりました
・環境問題に対してアクションを起こしている高校生、大学生、大人の方々とお話しできて、自分も行動してみようと思うことができました!
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています