海の未来に繋げ!中高生たちの挑戦
未来を担う中高生たちの海への理解を深める多彩なプログラムが、今年も本格始動しています。
2022.06.09
新学期がスタートして2ヵ月。夏を前にして、今年も中高生たちが情熱を傾けるさまざまなプログラムが本格始動しています。
ごみ拾いの高校生日本一を競う「スポGOMI甲子園」は予選大会が各地でスタート。
最新の3D技術で海洋研究をするプログラムでは第2期生を募集中です。
また、高校生が海の体験プログラムを商品化する学校連携プロジェクトの授業も始まりました。
それぞれジャンルは異なりますが、さまざまなプログラムに意欲的に取り組む中高生たちの活躍から、今年も目が離せません!
本大会出場を目指して「スポGOMI甲子園2022」予選スタート!
現在、海ごみゼロウィーク真っ只中ですが、7月からはいよいよ高校生たちによる「スポGOMI甲子園」予選大会が各地でスタートします。スポGOMIは3人1組で制限時間内に拾うごみの質と量でポイントを競うスポーツ。大会に挑むチームは2019年から毎年増え続け、2022年は過去最大規模となった昨年度を上回る、全国35エリアに拡大して開催します!
昨年度の決勝大会の盛り上がりを目にすると、今年はどんな熱戦が繰り広げられるのか、今から楽しみですね!
ごみ拾い日本一に輝いた高校生は!?~全国30エリアから集結『日本財団「海と日本プロジェクト」 スポGOMI甲子園2021』の決勝大会~
*予選大会の詳細は、各エリアのCHANGE FOR THE BLUE事務局、もしくは海と日本プロジェクトエリア事務局までお問い合わせください。最新情報はTwitter「スポGOMI甲子園2022」公式アカウントでも発信中です。
話題の「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト」が第2期生を募集
2021年9月に中学生を対象に開校した「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト」ですが、第1期生の卒業式にあたる研究発表会が5月に行われました。
最新の3D技術を活用しながら第1期生9名が情熱を傾けた海洋生物の研究成果は、どれも完成度が高く、専門家も驚くほどのこだわりを披露!卒業生たちが将来、どんな分野で活躍されるのか、ますます期待が高まります。
そして現在、第2期生の募集もスタート。全13回の実習授業に参加できる関東近郊在住の中学生を対象に7月4日まで募集中です。奮ってご応募ください。
地域の海の魅力を伝える体験プログラムを高校生たちが構築
北海道の「かもめ島マリンピング」プロジェクトでは2022年度、地元の江差高校の生徒さんたちと一緒に「江差の海の魅力を伝える教育旅行向け体験プログラム」づくりに取り組んでいます。
高校生たちは、地域学習を通じて社会を学ぶ「地域学(南檜山学)」のなかで、地元の観光資源や海洋資産を活用するプランを練り上げ、夏にはかもめ島でシミュレーションテストを実施。トライ&エラーを重ねながら来年度の商品化を目指すそうです。
目を輝かせながら取り組む高校生たちが、どんなプログラムに仕上げていくのか、今後もご注目ください。
他にも、子どもたちを対象にした海と日本プロジェクトのプログラムは多種多様です。
全国で目覚ましい活躍を見せる中高生たちの奮闘を、今後も全力で応援していきます。
——-エントリー受付中! ——–
ただいま参加者募集中の主な中高生向けプログラムです。ぜひ挑戦してみてください。
「うみぽす甲子園2022」
→2022年6月19日まで
「LOCAL FISH CANグランプリ2022」
→2022年6月30日まで
「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト」
→2022年7月4日まで
「海の宝アカデミックコンテスト」
→2022年7月1日〜9月20日まで
「スポGOMI甲子園2022」
→予選エントリー締切は各エリアごとに異なります。最新情報はTwitterにて発信中。
——-成果発表会にご注目!——–
エントリーの受付は終了しましたが、参加する中高生たちの取り組みの成果にも、今後ご注目ください。
「マリンチャレンジプログラム」
→発表会:2022年8月開催予定
「第2回 海洋インフォグラフィックコンテスト」
→コンテスト:2022年8月20日開催予定
「深海研究スーパーキッズ育成プロジェクト」
→発表会:2022年12月もしくは2023年1月開催予定