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みんなで話そう!西条水辺の安全・子どもの安全~ひとりひとりの言葉をかたちに~子どもの水辺安全セミナー 海と日本プロジェクト2022を開催しました!

吉川慎之介記念基金は、任意団体Love&Safetyさいじょうと共に、愛媛県西条市 SAIJO BASEにて「みんなで話そう!西条水辺の安全・子どもの安全~ひとりひとりの言葉をかたちに~子どもの水辺安全セミナー」を開催しました。

2022.08.24

吉川慎之介記念基金は、任意団体Love&Safetyさいじょうと共に、2022年7月31日に、みんなで話そう!西条水辺の安全・子どもの安全~ひとりひとりの言葉をかたちに~子どもの水辺安全セミナー海と日本プロジェクト2022を開催いたしました。

西条市内の幼稚園のお泊まり保育中に発生した水難事故から10年。事故の教訓をいかすために、西条市では、子どもの命を地域全体で守ろうという取り組みが進められてきました。子ども達は水遊びや夏休みを楽しみにしています。子どもの笑顔溢れる街を目指して、川や海が身近な西条で、地域環境や自然への理解を深め、水辺の活動を安全に楽しむために、参加者一人一人の思いや取組について話し合いました。

みんなで話そう!西条水辺の安全・子どもの安全~ひとりひとりの言葉をかたちに~
子どもの水辺安全セミナー 海と日本プロジェクト2022
日程
2022年7月31日(日)10:00~12:00
開催場所
SAIJO BASE(愛媛県西条市明屋敷131-2)
参加人数
西条市民の方 35名  子ども:8名
協力団体
Love&Safetyさいじょう

加茂川で発生した水難事故から10年、地域の活動を振り返る

幼稚園のお泊り保育中に発生した加茂川での水難事故から10年。
西条ではこれまで行政、市民ともに、事故の教訓をいかすためにできることを考え、子どもの安全に対する取組や活動を進めてきました。
2018年から、海と日本プロジェクトの一環として水難事故防止、子どもの事故予防、ライフジャケット着用啓発活動を推進。今回のシンポジウムでは、これまでの活動を未来へ繋げるために、参加者一人一人の思いを語り合いました。
 

子どもたちにライジャケを!森重裕二さんトークセッション

子どもたちにライジャケを!の活動15年を迎えられた森重裕二さんをゲストにお招きし、ライフジャケット着用啓発活動についてお話を伺いました。
滋賀県甲賀市の小学生が、四万十川での野外活動中に亡くなった事故をきっかけに、森重さんはライジャケサンタとして啓発を一人で続けてこられました。

思いはただ一つ、子どもたちの命を守ること。

西条市では、この想いに賛同し、子どもたちにライジャケを!のポスターやステッカーを配布するという草の根活動から、水難事故防止について地域での理解を広げていきました。
15年前に始まった森重さんの活動。5年後に西条市で同様の川の事故が起きてしまった事実と向き合い、繰り返さないために、地域や立場を超えて、みんなでできることを一つずつ重ねていくことを、参加者全員で思いを新たにすることができました。

グループディスカッション~言葉の海を創る

グループディスカッションでは、子どもの水辺の活動と安全、ライフジャケット着用について話し合いました。一人一人の活動や意見、提案を付箋に記して「言葉の海」を創り出しました。
・加茂川の自然を楽しむアイテムとしてのライフジャケット!
・学校でライフジャケット啓発をしてもらう機会をつくりたい。
・地元、地域を知る
・公民館で啓発をする、会報誌にも掲載する、市民プールでもライジャケを!
・ライフジャケットのレンタル数が増えるとよい
・かわいくておしゃれなライフジャケットがほしい
・保育、教育者を目指す若者に水辺の安全教育の機会を。
・楽しく自然を感じたい
・水遊び、楽しい!
・コンビニでライジャケを!
・海の生き物の危険性もある
・海辺に住んでいた友達はライフジャケットを持っていた
・ライフジャケット着て浮くのが楽しい
 

ことばの海に浮かべる「みずのはなギフト」

オンラインで東京から参加した武蔵野美術大学の学生アートチームさんにんから、水辺の事故の再発防止と事故に遭われた方への追悼の意を込めた動画作品「みずのはなギフト」を上映。

youtube URL:https://youtu.be/DYjtvVU_1xE

『みずのはなギフト』が水面に浮かび、時間の移ろいによって色々な表情を見せる様子を映像作品にまとめました。身近に潜む水辺の危険を再認識してもらうために、様々な場所、時間での撮影を行いました。
おはなの素材は使用できなくなったライフジャケット。たくさんの思い出の詰まったライフジャケットをみずのはなとして再生しました。
美しい水に恵まれた「水の都、西条」の未来に思いを託しました。
水辺の事故、限りなくゼロを目指して。私たちの願いです。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:43人