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海と日本PROJECT 小型帆船乗船体験 帆船Ami号乗船操船体験と海図学習を開催しました!

SCBC島風は、二十四の瞳映画村桟橋にて「帆船Ami号から寒霞渓を見上げてみよう!」を開催。瀬戸内海の海図・小豆島周辺の海図を用いて海図の読み方やその重要性を学びました。

2022.10.27

小豆島の内海湾には一年を通じ、日本丸海王丸をはじめとするたくさんの帆船が停泊しますが、小豆島の子供達にはなかなか帆船に乗船する機会は少ないため、海、島、船を体験し自然を学ぶ一環として帆船に乗船し操船体験の機会と海の安全知識として欠かせない「海図」について、瀬戸内海の海図・小豆島周辺の海図を用いて海図の読み方やその重要性を学ぶ機会を作りたい。
そういう想いでSCBC島風は、帆船Ami号乗船操船体験と海図学習「帆船Ami号から寒霞渓を見上げてみよう!」を2022年9月10日/11日に香川県小豆島の二十四の瞳映画村 桟橋にて開催いたしました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

帆船Ami号乗船操船体験と海図学習「帆船Ami号から寒霞渓を見上げてみよう!」
日程
2022年9月10日(土)/11日(日)
開催場所
香川県小豆島の二十四の瞳映画村 桟橋にて開催
参加人数
180名
後援
小豆島町、二十四の瞳映画村
協力
B&G池田海洋クラブ、地元漁業協同組合員

帆船Ami号乗船操船体験

静岡県沼津市で青少年のトレーニングを目的として誕生した、日本では数少ないクラシカルな2本マストのトップスル・スクーナーである帆船Ami号を招聘し、子供たちに操船体験やみんなでロープを引いて帆を張って帆船を走らせるクルー体験をしてもらいました。
船に乗った経験が少ない子供も多く、乗船時には緊張している様子でしたが、船長の指示のもとで、大きな声を出し合ってみんなの力とタイミングを合わせて何枚ものセールをひろげると大きな帆船が風をいっぱい受けて、帆船が内海湾をスイスイと進みだし子供たちはとても感激した様子でした。
そして、大きな舵を一人一人握って操船を体験しました。子供たちは操舵の繊細さに驚き戸惑いながらも大きな帆船が自分の操舵で右へ左へと進路を変えることを体験出来、船を動かすことの難しさと楽しさを学ぶことが出来たようでした。

 

海図学習

小豆島周辺の海を子供たちにいろんな角度から知ってほしい。そういう想いで海の地図である海図の読み方見かたについて、スピリットオブセイラーズメンバーで海技士・自然体験活動全体指導者である迫田 央氏をお招きし、たくさんの船が行きかい海の大動脈と呼ばれる瀬戸内海を航行するために無くてはならない海図の読み方、記号の見かたなどをクイズ形式で面白おかしくご指導いただきました。
海を航行するには様々なルールや注意すべきことがあり、潮の満ち引きのそのときどきで注意しなければならないことや、はるか昔に瀬戸内海で活躍した海賊は現代でいう水先案内人だった話、小豆島周辺にも多くの沈没船があり、それらも海図には示されていることなどを教えてもらうと子供たちはとても驚き、自分たちが知らなかった海のあらたな見かたが学習でき、海への興味がどんどんひろがったようでした。
 

参加した子ども・保護者からの声

・最初は酔ったがどんどんワクワクして酔っていることも忘れて楽しめた。
・帆船でもっと遠くへ行きたい。
・船の操縦が面白かった。難しかった。
・ロープ作業が楽しかった。帆の上げ下ろしは大変だった。
・この帆船の模型を作ってみたい。
・海図が読めるようになってよかった。
・ぼくも船がほしいと思った。船の免許が取りたいと思った。
・美しい瀬戸内海を子供と感じることが出来た。その海をきれいにしたいと感じた。
・海の保全、海の環境問題について学びたい。
・反抗期に差し掛かった子供が目を輝かせていたことがうれしい。
・親子で海のことを体験できる機会をもっと設けてほしい。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:180人