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研究室を見学して体験してみよう!「最先端の海の知を学ぼう-海と日本PROJECT-」を開催しました!

北海道大学では函館キャンパスで「最先端の海の知を学ぼう-海と日本PROJECT-」を開催。高校生たちが研究室見学のほか北海道大学大学院水産科学研究院の助教らを講師に実験に挑みながら、最先端の海の知識を得ることで海への興味関心を高めました。

2023.09.25

北海道大学は、2023年7月12日(水)、7月27日(木)、8月9日(水)に北海道大学函館キャンパスで、研究室見学や実験体験を通じて、大学生と高校生の交流を深め、最先端の「海」の知識を得ることによって、「海」への興味関心を高めることを目的として、「最先端の海の知を学ぼう-海と日本PROJECT-」を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
「最先端の海の知を学ぼう-海と日本PROJECT-」
日程
2023年7月12日(水)、7月27日(木)、8月9日(水)
開催場所
北海道大学函館キャンパス
参加人数
7名(1回目)、5名(2回目)、5名(3回目) 総計17名

音のやまびこで魚を観察してみよう(1回目)

7月12日の1回目のイベントで講師を務めていただいたのは、北海道大学 大学院水産科学研究院 富安 信 助教です。「音のやまびこで魚を観察してみよう」と題して、水の中は光が通りづらく人間の目で見える範囲は限られています。しかし特殊な音を使うと光が少ない水の中の環境でもそこに住む魚のことを知ることができます。この実験では、専用の機械を使って音のやまびこを感知することで、魚を観察したり計測したりします。

海藻の品種改良(2回目)

7月27日の2回目のイベントでは、北海道大学大学院水産科学研究院 宇治 利樹 助教が講師を務め、参加者は海藻の品種改良の研究を体験しました。スサビノリを専用の装置に入れ、もともとは含んでいない遺伝子を導入し顕微鏡で細胞を確認すると、その遺伝子が緑色に光って見えました。参加者からは「生物の授業で聞いていたことを実際に見られてよかった。研究室って面白そうだと感じた」という声をもらいました。

魚の卵を科学する(3回目)

8月9日の3回目のイベントで講師を務めたのは、北海道大学大学院水産科学研究院 平松 尚志 准教授です。参加者は魚介類の繁殖の研究の講義を受け、研究用ゲノム編集デモンストレーションでは、顕微鏡注入という1ミリの世界に挑戦しました。1回で顕微鏡注入に成功し、大学院生よりお褒めの言葉をいただきました。先端環境制御実験棟見学では品種改良技術を目の当たりにし、実験と共に研究の奥深さを学んだことで、漠然とした海への興味が探求心という形となり、次なる道標が見えてきたという声も聞くことができました。

参加者の声

・実際に魚に触れられたり、高価な実験器具を使用できたり、貴重なお話を聴けて、すごく価値のある時間だったと感じた
・普段なかなかできないような体験ができた
・研究室の見学と聞いてどのくらい体験ができるか楽しみにしていて、想像の倍以上の体験ができて(胞子に針をさすなど)とても楽しかった
・海藻の実験が珍しくて、学校で学んだ生物の知識も活かせる実験で面白かった
・実際に作業できたことが嬉しかった
・今まであまり知ることのできなかったような魚の生態や、卵などをしれたり、ニュースなどでたまに見るゲノムなどが体験できたから
・遺伝子を組み換えたピンクのメダカは今まで見たこともなく、貴重な体験となりました。卵の顕微注入は難しいけど楽しかった
・大学内の施設や実際に顕微注入の体験をさせてもらうことができ、北海道大学について知る良い機会になったため

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:17人