一般社団法人サスティナブル推進協会NAMIMATIは、2023年12月10日に、一年を振り返り来年に備えるいまの時期を「整える」という言葉で表し、海を整えるビーチクリーンと心身を整えるサウナをかけ合わせた、「暖”Done”&整”Ready”ビーチクリーン」を開催いたしました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

開催概要
常滑市りんくうビーチにて海を整えるビーチクリーンと心身を整えるサウナをかけ合わせて「暖”Done”&整”Ready”ビーチクリーン」を開催しました。りんくうビーチ内に設置されているサウナ施設を利用し、ビーチとからだを整える目的で開催いたしました。
日程
2023年12月10日
開催場所
常滑りんくうビーチ（愛知県常滑市）
参加人数
10人

来年に向けて、海も自分も整える

今回は、12月10日に愛知県にある常滑りんくうビーチで「暖”Done”&整”Ready”ビーチクリーン」を開催いたしました。2023年最後のビーチクリーンということで、「一年を完了する」の「Done」と「暖かい」の「暖」をかけました。それに加えて、海のごみを清掃することで海の環境を整えながらも2023年の最後に自分の心身も整えるというのが今回のテーマです。12月は忘年会や大掃除など、一年を振り返ったり来年へ向けて準備をする時期です。ビーチクリーンを通して海に感謝の気持ちを伝えるとともに、参加者のみなさんにご自身にも感謝を伝えて欲しいという思いからこの企画を提案いたしました。また、近年のサウナブームにより「ととのう」という言葉が流行しました。まさに、海を整えるビーチクリーンに適しており、身も心も気持ちよくビーチクリーンが出来るのではないかと考え、自分に感謝を伝える手段としてサウナを活用しました。また今回利用させていただいたサウナ施設は、りんくうビーチ内に設置されており、海の目の前でサウナを楽しむことが出来ます。自然の中でリフレッシュできる環境は他ではなかなか味わえない体験であり、サウナ未経験の人でも楽しむことが出来ました。この自然を五感で感じることによって、環境への関心を向上させ、この環境を後世まで残したいという志を改めて持つことができ、来年からまた海洋問題解決に向けた活動に踏み出す決意ができたビーチクリーンになりました。

サウナの後はエネルギーが違う！

サウナをした後にビーチクリーンを行いました。リフレッシュした後だからなのか、参加者の皆さんはとても意欲的で、岩の間にごみが落ちてないか、タバコがポイ捨てされてないかなど、どんなに小さいものでも見落とさず、「そこにあるやつ取って～」と声をかけながらビーチクリーンをしていました。また参加者皆さんの顔はとても清々しく、笑顔にあふれていました。これはサウナの身体の整いによるエネルギーが多く蓄えられたからであると考察しております。繁忙期の夏とは違って大きなごみはあまり落ちていませんでしたが、目を凝らすと小さなマイクロプラスチックが落ちていたりと、人が多いところから端の方まで、少しでも残さず回収しようと、一生懸命取り組んでいました。初めて参加した大学生からは、「サウナでも心と身体が気持ちよくなったが、ビーチクリーンによってよりいい気持ちになることができた」という声も聞くことができ、今回のビーチクリーンの充実さを実感しておりました。最後には「すっきりした―」という声が聞こえてきて、今回のキーワードである「整える」が達成できたのではないかと考えております。

参加者からの声

・大学生：ビーチクリーンは気持ちも海も綺麗になる！
・大学生：ごみ箱も設置されているのに、ポイ捨てをするのはなぜだろう。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数：10人