楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs! 加西市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催しました!
一般社団法人イエローピンプロジェクトは、兵庫県加西市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催。SDGs目標14番「海の豊かさを守ろう」をテーマに「Scratchで海の生き物を救え」のプログラミングワークショップを行い、小学生たちが参加しました。
2024.02.29
一般社団法人イエローピンプロジェクトは、2024年2月3日(土)に、兵庫県加西市で「プログラミングで海のSDGs!」をオンラインにて開催いたしました。SDGs目標14番「海の豊かさを守ろう」をテーマに、「Scratchで海の生き物を救え」のプログラミングワークショップを実施しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
「プログラミングで海のSDGs!」
日程
2024年2月3日(土) 10:00~12:00
開催場所
善防公民館(オンライン)
参加人数
11名
協力
リトルスタジオインク株式会社
東京と兵庫をつないでオンラインイベントを実施!
今回のイベントは、善望公民館の主催する未来探検隊の講座で実施いたしました。現地には参加者とサポートのスタッフが一人一台のパソコンを使用し、一般社団法人イエローピンプロジェクトがオンラインで講師を務めました。
会場には、低学年~高学年の小学生が参加し、画面越しに元気よく挨拶をしてくれました。
まずは、Scratchの説明をして、触れたことがない参加者にもわかりやすく操作を覚えてもらいました。
仮想の海にいるシャチに、プログラムでメッセージを送り、魚を食べさせてあげる方法を考えます。
前に進んだり、右に90度回転させたり、魚を食べさせてあげることで、エネルギーを得ながらシャチが進んでいきます。プログラムの作り方には何通りか答えがあるので、子どもたちはいろいろな手順を考えてくれました。
海洋プラスチックごみ問題などの社会課題は解決できるのか、考えてみよう。
プログラミングの基本「繰り返し」をつかって効率の良いプログラムを組むことにもチャレンジし、すべての魚を食べさせることができましたが、実は、隠された仕掛けがあります。シャチのエネルギーゲージをよく観察すると、食べてもエネルギーが増えない「プラスチックの魚」がまぎれているのです。
そこで、プログラミングの基本「条件」を使って、プラスチックの魚ならば食べない、というプログラムをしました。無事にゲームクリアした子どもたちからは、「できた!」「やったー!」という声が上がりました。
プログラミングの後に、「なぜ、海にごみが流れてしまうのでしょうか?」と聞いてみたところ、「風」や「川」という答えがでました。加西市を通る川は、加古川に合流し瀬戸内海に流れ着きます。この瀬戸内海は内側の海であるため、周りの陸地からの多くのごみが流出しているということを伝え、身近な川をきれいに保たなければならないと実感してもらうことができました。
参加した子ども・保護者からの声
・今起きている問題がより詳しくわかりました。これからはよりよい世界にするために自分ができることだけでもいろいろやってみたいです。(小6・男子)
・プラスチックをなくすことが大切だと思った。(小1・女子)
・海でこんな大変なことがおきていたなんて知らなかったです。(小1・男子)
・低学年にも分りやすく、高学年には飽きさせないようにレクチャー頂き、大変いいイベントになりました。(保護者)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:11人