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ちば港を知ろう!海と日本プロジェクト

2016.10.12

千葉港は貨物取扱量が全国2位の国際貿易港だが、企業岸壁が多い事から、市民や県民が千葉港と親しむ機会が少なく、身近に感じられていない。将来を担う子ども達に、港湾施設見学や船舶の体験乗船などを通じ、千葉港や海の大切さ・重要性について認識を深めてもらう。

日程
平成28年8月5日、6日、7日

開催場所
千葉中央埠頭 I バース・小型船桟橋

主催
海の月間活性化検討会

構成メンバー
千葉市、関東海事広報協会千葉支部、関東運輸局千葉運輸支局、関東地方整備局千葉港湾事務所、千葉海上保安部、千葉商工会議所、千葉港運協会、千葉エーゼント会、(公社)海上保安協会千葉支部、千葉港港湾運送事業協同組合、千葉港振興協会

参加人数
約1500名

【8月5日 「大成丸」歓迎セレモニー】
独立行政法人海技教育機構所有 練習船「大成丸」の歓迎セレモニー
・主催者及び関係者挨拶
・千葉県警察音楽隊による演奏
・海洋少年団による手旗信号実演
・海上保安部による歓迎放水
・記念品及び花束贈呈
・船長返礼及び「大成丸」のパネル授与
・記念撮影
・船内見学

汽船練習船「大成丸」歓迎セレモニーを、千葉港中央埠頭にて開催しました。
招待者26名、千葉県警察音楽隊35名、海洋少年団12名、大成丸乗員157名など、総勢300名が参加。大成丸着岸時には海上保安部巡視艇の歓迎放水、海洋少年団による手旗実演がありました。歓迎セレモニーではポートクイーン千葉の司会のもと、主催者・港湾関係者の挨拶、大成丸への記念品と花束贈呈、千葉県警察音楽隊の演奏などが行われました。
また歓迎セレモニー終了後は、招待者と海洋少年団の方々に大成丸の見学をしていただきました。

【8月6日 「大成丸」海洋教室】
一般応募の小学生と保護者を対象に「大成丸」にて海洋教室を開催しました。
受付を済ませ、船内の教室で乗船職員の紹介、本船の説明、船舶での運送について説明がありました。
説明の後は参加者45名は3グループに分かれ、グループごとに見学を行いました。航海船橋では海図の説明を受け、海洋教室でしか見学できない機関室では主発電機を子どもたちの手で起動・停止させてもらったり、航行中の船の部品を修理する工作室を見学しました。
実習船橋には操船シミュレータがあり、子どもたちは職員の指導を受けながら船の運航について学び、実際にシミュレータを操作しました。職員の方の説明がとても分かりやすく、子どもたちは楽しみながら船員の仕事について学ぶことが出来ました。質疑応答では乗船中は3食付きというお話を聞いた子どもたちから「好きな食事のメニューは?」などの質問がとびだし、始終笑顔が見られる海洋教室となりました。

【8月7日 冷凍倉庫の見学・実験とコンテナターミナルの施設見学】
マイナス30度の冷凍倉庫の見学とコンテナターミナルの施設見学を通して、物流システムを学びながら千葉港に親しむイベントを実施しました。
42名の参加者は千葉ポートタワーに集合。コンテナターミナルへ向かうバスの車中では、港の機能・役割、千葉港の貿易の概要についてバスガイド役のポートクイーン千葉からお話があり、海に囲まれた日本にとって港がいかに重要な役割を担っているかを学びました。
コンテナターミナルではガントリークレーンやストラドルキャリヤーの荷役方法の説明があり、荷役機械をバスの中から見学しました。冷凍倉庫見学ではニューポート産業(株)様のご協力のもと、物流システムのお話を聞いてから実際に冷凍倉庫の見学をしました。冷凍倉庫の中では生花を凍らせたものが用意され、どのような状態になるのか観察しました。また、バナナで釘が打てるのかなど、小学生の見学会らしい実験内容に子どもたちは興味津々で、実験に参加していました。倉庫の外にはフォークリフトが並べられ、触れたり、乗車して写真を撮るなど、物流の仕事に触れる事ができました。

【8月7日 海上保安庁を知ろう-海上保安業務の勉強会と巡視艇の見学-】
小学校4年生から中学生までの児童とその保護者、23名を対象に、千葉海上保安部での海上保安業務勉強会と巡視艇の見学会を開催しました。
勉強会では千葉海上保安部の若手の海上保安官が講師となり、日本を取り巻く海のことや千葉海上保安部の業務について、クイズを交えて楽しく勉強しました。最後には子どもたちからの素朴な質問に、説明役の海上保安官が慌ててしまう場面もありました。
その後、参加者は2班に別れて千葉海上保安部所属「巡視艇たかたき」へ移動。同船乗組員の歓迎を受け各班ごとに、船外にある消火設備などの説明を受け、船内では海上保安官が実際に使用する防火資機材や空気呼吸器を見学しました。中でも一番の人気はやはり船橋で、子どもたちは操舵席や見張り席に座って、航海計器に触ってみるなど、実際の海上保安官の仕事を楽しみながら学ぶ一日となりました。

【8月5日、6日、7日 観光船「あるめりあ」による港内見学会】
2016年4月千葉中央埠頭にオープンした旅客船ターミナル「ケーズハーバー」から、観光船「あるめりあ」に乗船して千葉港を海から見学するイベントを開催しました。1日2便、計6回行われたこのイベントの合計参加人数は約500名となりました。
航行中の「あるめりあ」の船内では、ガイド役のポートクイーン千葉が千葉港の説明をしました。話し方や間の取り方などもとても聞きやすく、見学者は熱心に耳を傾けていました。また、観光船の脇をかもめが併走してついてきており、子どもたちは手を伸ばしてかもめにえさをあげるなどして、夏休みの1日を楽しんでいる様子でした。

【8月7日 汽船練習船「大成丸」一般公開】
「大成丸」は、国内海上輸送を担う内航海運業界が待望する即戦力となる優秀な新人船員を育成するため、内航練習船として平成26年4月に建造された汽船練習船です。この「大成丸」の一般公開が行われました。
夏空の気温の高い中、船内には実習生が案内役にたち、見学者からの質問に笑顔で答えていました。親子連れはもちろんですが、年配の見学者も多数ご来場いただきました。中には昔に練習船に乗っていたという方もおり、昔を思い出しながら最新鋭の設備・船内を見学していました。

【8月5日 千葉港湾事務所と千葉税関支署による合同展示】
国土交通省関東地方整備局千葉港湾事務所と横浜税関千葉税関支署による合同展示を、ケーズハーバー敷地内にて行いました。
清掃兼油回収船「べいくりん」の模型展示や活動紹介として、過去に回収されたゴミの例や、昨年の台風による大雨後に回収した流木や回収実績などをパネルで説明しました。ブースを訪れた親子連れは、双胴船であるべいくりんの形に興味を持ち、ゴミの回収方法などについて質問していました。
税関コーナーでは密輸入された品々が展示され、訪れた人々は興味深げに見学していました。又、千葉港周遊クルーズの帰りに気軽に立ち寄れると好評でした。

その他
参加者の声
・船のことをたくさん知ることができて良かった(海洋教室)
・冷凍倉庫の中での実験が楽しかった(冷凍倉庫見学)
・案内役(実習生)の方に好感がもてました
・ポートクイーンのアナウンス・笑顔が良かった

メディア掲出
8月6日 千葉日報社 朝刊
8月6日 チバテレビ放送 「NEWSチバ600」
8月7日 NHK千葉放送局 「おはよう日本」、NHKオンライン

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています