みずのがっこう 海編 プラネタリウム&ワークショプ(9月13日開催分)
2015.10.09
概 要 :デジタルプラネタリウム映像「みずものがたり」をベネッセスタードームのプラネタリウムドームで上映しました。その後、海にまつわるクイズやワークショップを通じて水や海の不思議を学びました。
日 程 :2015年9月13日(日)
時 間 :
1回目 10:30 〜 11:45 参加人数 26人
2回目 13:30 〜 14:45 参加人数 34人
合計:60人
各回75分間(プラネタリウム映像+ワークショップ)
場 所 :ベネッセスタードーム(東京都多摩市落合1-34ベネッセコーポレーション東京ビル21階)
【デジタルプラネタリウム上映】 (上映時間:25分)
デジタルプラネタリウム映像「みずものがたり」では、水が地球上でどのように循環し、私たち人間に関わっているのかを学びます。
動物の身体にはなぜたくさんの水が含まれているのか。その理由は生命がどこから誕生したのかということが関わっていました。そして、私たち人間が使える水は地球上にどれくらいあるのか。深海の水はどれくらいの年月をかけて地上へとでてくるのか。「みずものがたり」では、地球上に循環する「水」について学びました。
【地球をめぐる水のアクティビティ】(時間:30分)
プラネタリウム映像を見た後は、水のしずく帽をかぶり、子どもたち自身が水の分子になって、地球上の水が在る場所を巡る旅をするワークショップを行いました。サイコロを転がし、出た行き先(雲、海、深い海、とても深い海、湖、川、氷河、動物、植物、土、地下水の11箇所)に移動します。サイコロは全部で10回振ることが出来ます。サイコロの出る目は、実際、地球上に水が循環する場所と同じ地点です。その中でも行きやすい場所、なかなか行くことが出来ない場所があります。11箇所の地点の中で、地球上で一番広い海へ行く確立はとても高くなります。また、みずものがたりの映像でもありますが、深海の水が地上に出るには2000年かかります。そのため、一度深海に行くとなかなか地上に出ることができません。また、深海に行くこともとても難しいです。
このように、サイコロの目は地球上の循環する水と同じ確立で出るようになるため、行きやすい場所、行きづらい場所とが出てくる様になっています。スタート地点はみんな一緒なのに、巡った場所はみんな違います。自分が巡った場所を記憶した水の旅の地図をみんなで共有して、いろんな循環の方法があることを学びました。
今回「川」「湖」「海」「深い海」「とても深い海」の5箇所には、そこに住む生きもののカードを特別にプレゼント!子どもたちに大好評でした。集めたカードと旅の地図はお土産としてお持ち帰り頂きました。
【水クイズ】(時間:20分)
みずのがっこうの副校長先生の橋本淳司さんが、水にまつわるクイズを出してくれました。例えば、海でサメに出会ったとき、ある物(どのご家庭にもある)を持っているとサメを追い払うことができます。そのある物とはなんでしょうか?というクイズ。今回海で貰えるカードの1種にシュモクザメのカードがあります。このシュモクザメは今年茨城県の海でサメの出現でニュースでも話題になっていましたが、子どもたちが持っているカードとトレンドな出来事を掛けあわせたクイズです。答えは3択です。①ホッカイロ②電池③保冷剤。①だと思う人は海のパネルの前へ…と、それぞれ子どもたちはコレが答えだ!と思ったパネルの前に移動します。答えの合わせの前にどうして、その答えだと思ったのか聞いてみます。電池だと思った子どもは、電気で退治できそうだらと発表していました。そして、答えはその通り②電池で、乾電池から流れる電流にビックリして逃げるそうです。正解した子どもたちはとても嬉しそうでした。
【集合写真】
参加人数:60人