トトタベローネin函館 キックオフイベント 〜海と日本PROJECT〜
近年、漁獲量が急増するまで地元で馴染みがなかったブリをアピールしようと「トトタベローネin函館」のキックオフイベントを開催。ブリの魅力や活用方法を伝える著名人たちの熱いトークセッションも参加者の興味を喚起しました。
2020.12.04
近年、漁獲量が急増するまで地元で馴染みがなかったブリをアピールしようと「トトタベローネin函館」のキックオフイベントを開催。著名人たちの熱いトークセッションなど参加者の興味を喚起しました。
近年函館周辺海域でブリの漁獲量が急増していることを受け、ブリの認知と消費拡大を目指し、ブリに関係する各界の著名人「ブリリアントパーソン」を招きました。
日程
2020年7月23日(木)
開催場所
函館コミュニティプラザ Gスクエア
参加人数
36人 ※登壇者、スタッフ含む
主催
はこだて海の教室実行委員会
共催
はこだてブリ消費拡大推進協議会(渡島総合振興局)
熱いトークセッションも開催!ブリが函館市民から愛される魚になりますように
・開催日時:2020年7月23日
・開催場所:函館コミュニティプラザ Gスクエア
・講師ゲスト:
北海道大学名誉教授 桜井 泰憲
柴田商店代表 柴田 梅彦(銭亀沢漁協・指導漁業士)
ソネ食品(株)常務執行役員工場長 中野 伸一
炭火割烹菊川 花板 菊池 隆大
はこだてブリ消費拡大推進協議会事務局 石本 竜大 (渡島総合振興局)
北海道立函館水産高校 水産食品科3年 3名
7月23日海の日に「トトタベローネin函館」キックオフイベントを函館コミュニティプラザGスクエアにて開催しました。
北海道大学名誉教授、函館国際水産・海洋都市推進機構 函館頭足類科学研究所の桜井さんによる基調講演「海洋環境の変化とスルメイカ、ブリなどの来遊の変化について」では、函館近海の海水温上昇や漁獲魚種の変化について、またブリやイカの鮮度向上などで付加価値を高める方策について解説がなされました。
続いて、函館道南”ブリ”リアントパーソンによるトークセッションでは、ご自身が取り組んでいる活動のご紹介とともに、ブリの魅力や活用の可能性について多様な立場から熱のこもったトークが繰り広げられました。そして、今年度「トトタベローネin函館」が取り組んでいく企画について、事務局・國分が発表し、ブリの加工食品の試食も行いました。
函館市民にとって、なじみの薄かったブリですが、本日のイベントで、海水温の変化からブリの漁獲量が増えていること、鮮度を保つ方法や、美味しく食べる調理、加工の工夫について知っていただき、これを機にブリに興味をもってくださる方も多くいらっしゃいました。
「トトタベローネin函館」では、未来を担う子どもたちはもちろん、多世代の人々にとって、ブリが愛される魚になってもらえるよう、そんな願いを込めて活動していきます。
参加者の声
・アカデミックな内容から、食文化までが話題となって楽しかった。
・昨今耳にするフードロスを少しでも無くし、全国3位の漁獲量のブリが「北海道ブランド」として各地へ流通していくと良いと強く思いました。
・函館のブリの商品化、汎用化がたのしみです。
配布資料
・海洋環境の変化とスルメイカ、ブリなどの来遊の変化について(桜井先生作成資料)
・ブリに関するデータ(渡島総合振興局)
メディア掲出
2020年7月24日(金) 北海道新聞 朝刊
2020年7月24日(金) 函館新聞 朝刊 一面
<配布資料>
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:36人