「海」を通じた英国と釜石の国際交流 〜海と日本PROJECT〜
「海」に面しているという共通点を持つ英国ウェールズと釜石市の中学生が国際交流を行いました。海や海との関わり方について学び、考えを深める機会となりました。
2021.03.29
岩手県釜石市の中学生が、「海」に面しているという共通点を持つウェールズの生徒とオンラインで国際交流を行いました。海の安全や海洋汚染について学び、釜石の生徒たちは地元の自然や食材などについて紹介しました。
「海」という共通点をもつ英国ウェールズとの国際交流を通じて、海で安全に過ごすための知識と美しい海洋生態系や海洋汚染について学び考える事で、若い世代の海への興味・関心を喚起することを目的としました。また、海についての楽しい学びと気づきを通して、釜石の人々の海との繋がりを強くしていきます。
日程
2021年1月22日、29日、2月5日、12日、19日、3月5日
開催場所
オンライン(ZOOM)
参加人数
合計 160人
主催
一般社団法人Atlantic Pacific Japan
共催
一般社団法人 根浜MIND
協力
釜石東中学校、甲子中学校、釜石中学校、唐丹中学校、大平中学校、UWC Atlantic College
ゲームやクイズを交え、オンラインで国際交流!
①「海で安全に過ごすためのルール」
ウェールズの生徒から「海で安全に過ごすための4つのルール」を学びました。ジェスチャーゲームやOXクイズを用いて楽しく4つのルールを覚えました。
②「海洋生態系と海洋汚染」
ウェールズの生徒から海洋汚染と美しい海洋生態系に及ぼす影響についての発表を聞きました。日々使っているプラスチックの動物への影響を知り驚いている様子がうかがえました。
③「地域の食や自然、文化」
海のある釜石に住む中学生が、海から採れる豊かな食材や自然、文化について発表しました。彼らが食べる海鮮の写真をウェールズの生徒に見せながら英語で説明しました。
「海」に面しているという共通点を持つウェールズと釜石ですが、お互いの発表を通じてさらに「海」について学ぶことができました。また、交流を終えて「海についてもっと知りたい」と話す生徒もおり、自分たちの海との関わり方を考えるきっかけになった様子でした。
参加者の声
・自分たちが参加できるゲームもあり、とても記憶に残ったし楽しかった。
・父が漁師のため、家族に今日の話を伝えることも大切だと思った。
・海の知識として初めて知ることが多かったので、まだまだ調べることがあると思った。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:160人