2020 日本遺産の誇りで繋ぐ海洋教育連携事業 in 広島 〜海と日本PROJECT〜
尾道市内の小学校5、6年生が、北前船と海の恵み、地域の発展の関わりなどについて知るイベントを開催。地域に根づく食文化との関わりについても学びました。
2021.03.04
尾道市内の小学校5、6年生が、北前船と海の恵み、地域の発展の関わりなどについて知るイベントを開催。地域に根づく食文化との関わりについても学びました。
尾道市内の小学5・6年生が、北前船がもたらした海の恵みとそれにより発展した地元の街について学び、食文化とのかかわりを学習。地元の小魚加工品のパッケージデザインを考えてふるさと納税に出品することで、地域の宝について伝承することを目的とします。
日程
2020年9月12日(土)
開催場所
尾道駅前桟橋~瀬戸内海、瀬戸田市民会館
参加人数
尾道市内の小学生16人
主催
一般社団法人北前船交流拡大機構
共催
海と日本プロジェクトin広島実行委員会、尾道市、カタオカ
協力
平山友美フードトータルプランニング
船上講義 救命胴衣の使用方法や海から見た尾道、北前船との関わりを知る
・開催日時:2020年9月12日(土)9:15~10:15
・開催場所:サイクルシップラズリ船内(瀬戸内海上)
・講師:尾道市 学芸員 西井亨氏
船上から海に救命用の浮き輪を投げ入れ、潮の流れを見て学びました。
船内で救命胴衣の使用方法、重要性について学びました。
海から陸を見て、造船所や寺院、歴史的建造物など尾道の町並みを見学しました。
船内で尾道の海と北前船について説明を受けました。
座学 北前船の歴史やイリコについて知る
・開催日時:2020年9月12日(土)11:00~12:00
・開催場所:瀬戸田市民会館(尾道市瀬戸田535-1)
・講師:尾道市 学芸員 西井亨氏、カタオカ 岩崎勉氏、フードプロデューサー 平山友美氏
北前船の歴史や尾道、瀬戸田との関係について学びました。
海産物「イリコ」になるイワシについて、また尾道の海産物卸会社がどのようにして成長してきたかについて学びました。ダシの有無でみそ汁にどのような味の違いが出るのかを味わいながら学びました。
昼食 北前船と関わりのある食材のカレーをいただく
・開催日時:2020年9月12日(土)12:00~13:00
・開催場所:瀬戸田市民会館(尾道市瀬戸田535-1)
・メニュー:ちりめんご飯の和風カレー
北前船でも運ばれた海産物「ちりめん」を使い、ダシも使用したカレーを食べながら海の恵みについて考えました。
商品パッケージ作成
・開催日時:2020年9月12日(土)13:00~14:30
・開催場所:瀬戸田市民会館(尾道市瀬戸田535-1)
・講師:尾道市 文化振興課 中山佳世氏 田中夕荻氏
尾道市内の小学校給食でも食べられている「ぶんちゃんのこざかなくん」のパッケージを考えました。
※デザインは尾道市とカタオカで子どもたちの案をまとめながら検討中。
参加者の声
・身近なイリコなどが北前船で繋がっていることを知った。
・尾道が日本遺産に登録されていることを自慢に思った。
・海のおかげで尾道が栄えたことは知っていたが、北前船のことは知らなかった。
・地元を豊かにしてくれた海をこれからも大切にしていかなければならないと思った。
・ダシがあるのとないのとでこんなに味に違いがでるとは思わなかった。
日本遺産のまち尾道 大きな船の安全を守る港の案内役 水先人
おうちごはんレシビ2~小魚~
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:16人