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2020 日本遺産の誇りで繋ぐ海洋教育連携事業 in 岡山 〜海と日本PROJECT〜

倉敷市の小学生が、地元の海、歴史、漁業について知るイベントを開催。座学のほか、フィールドワークや体験学習を行い、さまざまな視点から地域についての学びを深めていきました。

2021.03.04

倉敷市立玉島小学校の6年生が、地元の海、歴史、漁業について知るイベントを行いました。座学に積極的に取り組んだあとは羽黒神社などでのフィールドワークや茶道の体験学習などを行い、さまざまな視点から地域についての学びを深めていきました。

全国16エリアの小学生が海洋教育授業で海が暮らしにもたらした恩恵を学び、海と生きる国としての誇りと海を尊ぶ意識を醸成。地域の宝を商品化する過程で実践知による海洋教育を行うとともに、ふるさと納税で小学生が地域の海に貢献します。

日程
2020年9月4日(金)~2020年11月上旬予定

開催場所
倉敷市立玉島小学校、西爽亭、羽黒神社、玉島市民交流センター

参加人数
66人(玉島小学校6年A組、B組の2クラス)

主催
一般社団法人北前船交流拡大機構

共催
海と日本プロジェクトin岡山実行委員会

座学 玉島の歴史について知る

・日時:令和2年9月4日(金)9:40~10:25
・場所:倉敷市立玉島小学校
・講師:倉敷市日本遺産推進室 主任 藤原憲芳氏 (文化財保護課併任、学芸員)

講師の藤原氏が対象の生徒たちに玉島の歴史についての講演授業を行いました。地図や映像、講義用のメモを使用し、生徒たちに玉島の風情ある歴史を分かりやすく伝えました。生徒たちは初めて知る自分たちの歴史に興味を示し、積極的に座学に取り組んでいました。
「なぜ海を干拓したのか?」「文化の繁栄により有名ななった人物とは?」等の質問が生徒たちからも見られました。

フィールドワーク 地元の港や神社などの歴史を学ぶ

 

・日時:令和2年9月11日(金)9:30~11:35
・場所:倉敷市立玉島小学校~西爽亭、羽黒神社、玉島市民交流センター

9/4に座学として学んだ玉島の歴史をふまえながら、6年生2クラスが3チームに分かれ西爽亭、羽黒神社、玉市民交流センターの3か所を訪問し、フィールドワークを行いました。
玉島市民交流センターでは北前船を中心とした港の歴史を、羽黒神社では主に建立の歴史等を学びました。
西爽亭へ向かったチームは柚木家の歴史を学んだ後、玉島港まで出向き、玉島の海を肌で感じていました。
コロナ禍で積極的に外出ができない状況の中、子どもたちにとって貴重なフィールドワークとなりました。

座学と体験授業 玉島の茶・和菓子の文化について学ぶ

・日時:令和2年10月1日(金)9:40~11:15
・場所:倉敷市立玉島小学校
・講師:倉敷市日本遺産推進室 主任 藤原憲芳氏(文化財保護課併任、学芸員)
・協力:松涛園店主 亀山氏、倉敷市翠松高校茶道部の皆さん

玉島の茶・和菓子の文化について、作法の実演等を交えた体験授業を行いました。
玉島の和菓子処『松涛園』店主・亀山氏による講話で始まり、創業130余年の老舗店ならではの和菓子の歴史について学びました。
倉敷市日本遺産推進室・藤原氏による座学の後、倉敷市翠松高等学校茶道部協力のもと、茶菓子をいただく作法を体験。生徒たちは普段触れる機会の少ない体験に緊張しながらも、楽しんで和菓子と茶を食していました。
本授業でフィールドワーク、体験授業の行程は終了し、今後は返礼品作成へ向けての授業へ取り組んでいきます。

学習のまとめ 玉島の海や漁業についての振り返り

・日時:令和2年10月16日(金)9:40~10:25
・場所:倉敷市立玉島小学校
・協力:玉島魚市場有限会社 社長 佐藤由教氏

これまでに行ってきたことの成果物として、返礼品の作成に取り掛かっていきます。
はじめに生徒各自で新聞制作を行い、そこから3種類のポストカードを作成し、ふるさと納税返礼品の一部として加えていきます。
また新聞制作に取り組む前に最後の講話として、玉島魚市場の佐藤社長を招き、生徒たちに「玉島の海、歴史、漁業について」の簡単な講話を行いました。
生徒たちは魚市場の実状に興味を示しており、様々な質問を行いました。
玉島魚市場社長・佐藤氏も生徒たちに熱心に応え、魚市場の現状を伝えるとともに、生徒たちへ将来の地域開拓への可能性も示していました。
今後は本格的に新聞及びポストカードの制作へ取り組んでいきます。

参加者の声
・自分たちの住む場所が昔は陸ではなく海だったことを知った。
・北前船の渡航により、地元玉島では茶道、絵画、書が栄えたことを知った。
・玉島の歴史を学んだことによって地元の海を大切にしようという意識を持った。
「海の学校」チラシ、講義メモ        倉敷市日本遺産推進室 北前船についてのチラシ
    

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。

参加人数:66人