子ども海のクイズ王プロジェクト「海のライブ・クイズイベント」 〜海と日本PROJECT〜
小学生が海洋問題(海のSDGs等)について楽しみながら学べる、「海のライブ・クイズイベント」を開発。教育現場での普及を目指します。
2021.04.16
小学生が能動的に参加できる「海のライブ・クイズイベント」を開発。教育現場での普及を目指し、全国8エリアの小学5年生、6年生を対象にイベントを開催しました。述べ約2,000人が参加し、海洋問題(海のSDGs等)について、楽しみながら学びました。
海洋問題(海のSDGs等)をテーマとした学習の導入に悩む学校現場に、小学生が能動的に参加できる「海のライブ・クイズイベント」を開発。教育現場での普及を目指しました。全国8エリア(×2回)の小学校5・6年生を対象に、各回参加者60~150名を想定して実施。各エリアの1回目開催は、クイズ王:古川洋平が進行・解説者としてし開催。各エリアの2回目開催は、各局のアナウンサーあるいはタレントにて開催。
※演者を増やして自発的な取組として期待
日程
2020年10月7日(水)~2021年2月27日(土)
開催場所
岩手県・福島県・新潟県・石川県・広島県・愛媛県・長崎県・沖縄県の小学校
参加人数
延べ2,000人
主催
子ども海の知識士プロジェクト実行委員会
共催
岩手めんこいテレビ、福島テレビ、NST新潟総合テレビ、石川テレビ、テレビ新広島、テレビ愛媛、KTNテレビ長崎、沖縄テレビ放送
協力
岩手県(赤石小学校・緑が丘小学校)
福島県(杉妻小学校・大森小学校)
新潟県(大形小学校・中野山小学校)
石川県(金石町小学校・大野町小学校)
広島県(段原小学校・なぎさ公園小学校)
愛媛県(垣生小学校・北久米小学校)
長崎県(長崎大学教育学部附属小学校・長与南小学校)
沖縄県(港川小学校・田場小学校)
海洋問題について学んだあと、団体戦と個人戦でクイズ大会を実施
始めに20分間ほど、海洋問題(海のSDGs等)を学ぶレクチャーパートを実施。
予選・決勝ラウンド出題のクイズに関連した内容と、子どもたちに伝えたい海洋問題全般の内容を交えてパワーポイントを使った講義形式で実施。クイズのヒントを講義の中にちりばめて、子どもたちがあきないように工夫しました。皆真剣に聞き入り、メモを取る生徒も多数いました。その後、クイズ大会を実施。
大会方式は2種類あり、4~6人でチームとなって戦う団体戦方式。個人での戦いとなる個人戦方式。
団体戦方式は、予選ラウンドから勝ち残った5組にて決勝ラウンドを実施し優勝チームを
決定。予選~決勝戦を2回行い、8人~12人の優勝者がでました。
個人戦方式は予選ラウンド(三択)から勝ち残った12名で準決勝ラウンド(早押し)、そしてさらに勝ち残った6名にて決勝ラウンド(早押し)を開催。1名の優勝者がでました。
テレビ番組と同じ仕様の早押し機に触れた小学生、触れなかったけどそれを見ていた小学生、みんながクイズを通して楽しく学べました。前の日に勉強して、決勝ラウンドを全問連続正解する小学生がいたり、レクチャーパートをしっかり聞いて、果敢に早押しにトライする小学生がいたり、テレビのクイズ番組のようなテンポであっという間に時間が過ぎていきました。
また、決勝ラウンドに進出できず、後半仲間の雄姿を見ているだけの生徒にも司会者が常に言葉をかけ、全員がしっかりと最後まで楽しく学ぶことできました。
また、先生方から「このようなコロナ禍に、生徒の思い出となる行事ができてありがとう」など沢山の喜びの声をいただきました。
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参加者の声
【生徒】
・早押し機に触れなかったけど、話を聞けただけでも良い勉強になりました。
・クイズ形式で普段とは違う学習ができた。
・プラスティックをできるだけ使わずにマイクロプラスティックを出さないようにします。
・水族館に行ってもっと海の生き物を知りたくなりました。
・このクイズ大会で、みんなとの仲が深まり、仲間を応援する気持ちが起こりました。この体験をしてよかったです。
【先生】
・クイズという方法で、伝えたいことを表現することができるとビックリしました。他の場面でも活用したいと思います。
・コロナ禍で様々な行事がなくなっている中、開催していただきありがとうございました。・古川氏の出題の仕方や間の取り方に学ばせてもらいました。子どもの感想にも「乗せ上手」という言葉が多くありました。また、子どもが納得できるようにルールを明確にしたり、決勝に進んだ児童全員が早押し機を押せるようにしたりと細やかな配慮をしていただき、本当にありがたかったです。
・児童は、イベント後に海をきれいにすることやごみを出さない生活をすることなど、未来の海について考えました。そこで、今出ヶ浜への清掃活動を実践することにしました。(市清掃課協力)
・海の環境や生物など様々なことについて学ぶことができてとても満足でした。
メディア掲出
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イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:2,000人