海と日本 さばける塾 in 長崎 長崎でとれた新鮮なアジを料理して食べよう 〜海と日本PROJECT〜
長崎市でさばける塾を開催。クイズを交えて長崎の海の特徴などを楽しく学んだ後、魚のさばき方を教わり、おいしくいただきました。
2021.03.22
長崎市で、さばける塾を開催しました。親子で長崎県の水産物についてクイズを交えて楽しく学んだ後、魚のさばき方を教わりました。さばいた魚はおいしくいただきました。
長崎県は漁獲量が全国第二位、水揚げされる魚種は全国第一位と言われるほど 魚に恵まれた土地です。そんな長崎で水揚げされる魚について 親子で楽しく学んでもらい、魚をさばくという体験を通して、新鮮な魚のおいしさや海の恵みのありがたさについて体感してもらうことを目的としています。使用する魚種は、長崎県が全国第一位の水揚げを誇るアジです。長崎の鍛冶屋で作られた「鯵包丁」を使い、本格的なさばき方を習うことで、料理の楽しさも学ぶことができます。
日程
2020年12月13日(日)10:00~13:20
開催場所
学校法人 川島学園 九州調理師専門学校 調理実習室 (長崎市弁天町5番5号)
参加人数
親子7組14人
主催
日本さばけるプロジェクト実行委員会
共催
海と日本プロジェクトin長崎県実行委員会
協力
学校法人 川島学園 九州調理師専門学校
クイズで長崎の魚を知り、地元特製の包丁でアジをさばく
2020年12月13日(日)に長崎市の九州調理師学校で開催された「さばける塾in長崎」。参加者は小学2年生~小学6年生 7名とその保護者7名の計7組14名。
新型コロナウィルス感染拡大防止をうけ、参加人数を例年の半数に減らし、調理説明はテレビモニターを使用し、席の移動をせず密を避ける対応を行いました。
5回目となる今回は、新たに長崎県水産部長による学びの時間を設け、長崎県の海の特徴や魚にまつわるクイズなど、調理の前にまずは親子で「長崎県の水産物について」楽しく学んでもらいました。
調理は、プロの調理師学校の先生に魚のさばき方から包丁の持ち方まで 丁寧に教えてもらい、刺身に使用する部位、出汁として使用する部位、廃棄する部位等、魚を無駄なく美味しくいただく方法を学び、実践してもらいました。
初めは魚を素手で触ることに抵抗があった子も、次第に自らの意思で魚さばきに挑戦する姿が見受けられました。親子で海や自然の恵みの大切さを体感することができる 楽しいイベントとなりました。
講師
「長崎県の水産について」長崎県水産部長 斎藤晃氏
「アジのさばき方と料理」学校法人川島学園副学園長 川島明子氏
メニュー
アジの刺身、そのアラで出汁をとった特製のお味噌汁、ご飯、川島先生が考案された、魚の時短レシピ「アジのアクアんパッツァ(特製アクアパッツァ)」の4品。
※長崎の鍛冶屋で作られた「鯵包丁」を使ってさばきました。
参加者の声
<子ども>
・魚のつぼ抜きに一番驚いた。きれいに取れた時は、とても嬉しかった。
・新鮮な魚を食べることができる長崎は良いと思った。
・包丁の使い方や魚のさばき方が難しかった。
・魚のさばき方を知ってよかった。家でも作りたいと思った。
・知らないことばかりで、とても勉強になった。
・自分で魚をさばくことが楽しかった。
・魚をさばいたことは今まであったが、いろいろな料理にできるとは思っていなかったので、初めてアクアパッツァを作ることができて嬉しかった。
・これからもたくさん 魚を食べたいと思った。
<保護者>
・これからは、丸ごと命を食べることが大切だと子どもに伝わるような料理をしていきたい。
・以前から子どもが魚をさばくことに興味を持っていたが、正しいさばき方を教えることができなかったため、とても勉強になった。
・子どもだけでなく親も長崎の海のこと、魚のことを知ることができた。
・子どもが魚をあまり好きでなく、特に煮魚が苦手だったので、少しでも好きになってもらえたようで良かった。
・魚をさばくことに敬遠しがちなので、改めて学ぶことができてよかった。
配布資料
・海のちゃんぽんノート
・さばける塾パンフレット
・学びの時間で使用した資料(長崎県水産部準備物
メディア掲出
2020年12月23日(水) テレビ長崎「 Live News α」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:14人