海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

水中ロボットコンベンション in JAMSTEC 2021 ~海と日本プロジェクト~

海洋の利用・環境保全に必要な技術、水中ロボットのコンベンションを開催しました。競技部門では自作ロボットを持ち寄り、優秀チームを表彰。他、オンラインでのワークショップ、第一線で活躍する専門家による講演や参加者同士の懇親会も実施。海洋技術への関心と理解を深めました。

2021.11.01

海洋の利用・環境保全に必要な技術、水中ロボットのコンベンションを開催しました。競技部門では自作ロボットを持ち寄り、優秀チームを表彰。他、オンラインでのワークショップ、第一線で活躍する専門家による講演や参加者同士の懇親会も実施。海洋技術への関心と理解を深めました。

水中ロボットは、海洋の利用・環境保全に必要な中心的技術です。ところが、水中では水密や水圧、通信、流体効力などの問題などがあり、水中ロボットの開発は容易ではありません。また、水中ロボットを作ってもそれを動かすプールなどの環境は、あまり整っていません。このような課題を解決するため、青少年に水中ロボットを自作し、それを実際に動かす環境と、お互いに交流を深める環境を提供するのが、本イベントの目的です。同時に水中ロボットセミナーをおこない、一般社会人を含めて、海洋技術に対する関心と理解を深めることを目的としています。

日程
2021年8月28日~29日
開催場所
オンライン
主催
特定非営利活動法人日本水中ロボネット
共催
日本船舶海洋工学会、IEEE/Oceanic Engineering Society (OES) 日本支部、Marine Technology Society (MTS) 日本支部、テクノオーシャン・ネットワーク
後援
神奈川県、横須賀市、東京海洋大学、海洋研究開発機構、東京大学生産技術研究所海中観測実装工学研究センター
協賛
ミサゴ株式会社、株式会社FullDepth
協力
アクアモデラーズ・ミーティング、松山工業株式会社

自作の水中ロボットをプレゼン!

競技部門では、フリー部門、AIチャレンジ部門、ジュニア部門(中・高・高専生対象)に分かれ、それぞれ自作した水中ロボットを持ち寄り、オンラインでのワークショップとでそれぞれの水中ロボットの目的、特徴、構造、性能や実際の動作を撮影した動画などをプレゼンし、そのプレゼン内容と技術的内容で競うとともに、質疑応答を行った。優秀なチームは表彰した。また、初日の夜にはオンラインで懇親会を開催した。約1/4の参加者が参加し、4時間にわたって交流が行われた。
参加費は無料とし、ジュニア部門の新規参加者には、キットを無料で提供した。
  

3組の専門家による講演

第一線で活躍している3組の専門家による水中ロボットなど海洋技術に関する講演をオンラインで行った。講演者・講演タイトル・時間は以下のとおりである。

(1)10:30 ~ 11:00 海外製水中ドローンの近年の進化と国内での活用事例
株式会社スペースワン 代表取締役 小林康宏

(2)11:00 ~ 11:30 夢中になる水中ロボットとものづくりの楽しさは宇宙サイズ!
日本文理大学 大学院航空電子機械工学専攻 工学部機械電気工学科教授 稲川直裕
株式会社テクノコンサルタント 西日本ロボット・ドローンセンター 開発室長 小石明
佐世保工業高等専門学校 基幹教育科 准教授 真部広紀

(3) 11:30 ~ 12:00 昇降センサーを装備した無人観測船の運用ー福島沖海底放射能の定期観測
株式会社 ウインディ―ネットワーク ウィンディー海洋技術研究所 所長 千賀康弘

  
 

参加者の声

以下は、懇親会に参加した参加者や表彰式などの声の一部ですが、このような声が数多く聞かれました。継続することの重要性が再確認された。

〇コロナ禍で運動会や遠足、部活動などが制約されており、生徒のやる気を引き出すことが難しい中、この企画は生徒に目標とやる気を与え、とてもありがたい。
〇中学3年で今年度卒業するが、キットを高校に持っていき、活動を続けたい。
〇昨年は賞をとれなかったが、今年は賞をもらえてうれしい。続けてやってきてよかった。
〇先輩方の作品を引き継いで機能を追加して賞をもらえた。先輩方に感謝したい。
〇ネットでの開催も続けてほしい。
〇ネットでの開催もストレスなく参加出来た。来年は現地で参加したい。
〇社会人・大学生・専門学生・高専・高校生・中学生など様々な年齢の方が参加し、いろいろなアイデアロボットを見
ことが出来て楽しかったです。
〇海洋ゴミの回収ロボット、海洋ゴミの回収機構の講義や教えてもらう教室を開いてほしい。
〇淡水でなくて海中で泳ぐロボット製作を行いたいです。
〇一部しか参加できませんでしたが、オンライン2年目となり、とても充実していたように感じます。

来年は、私の方から皆様と一緒に出来る企画のご提案やスポンサー企業の誘致が出来そうなので、今から楽しみにしております。

配布資料

公式ガイドブック
各参加チームのポスター(下記ホームページ掲載)
各参加チームのプレゼン動画(下記ホームページ掲載)
各参加チームの演技動画(下記ホームページ掲載)
http://jam21.underwaterrobonet.org/free/
http://jam21.underwaterrobonet.org/ai_challenge/
http://jam21.underwaterrobonet.org/junior/

メディア掲出

(1)山陽新聞記事
(2)神奈川新聞記事
(3)FMサルース  「Link_Saterday」(FMサルース、FM品川、川崎FM)
(4)テレビ神奈川「カナガワニ海」
(5)47NEWS

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています