【国生みの島 育波アートビーチクリーン秋】を開催しました!2022年10月30日 淡路市洲本市
一般社団法人IKUHART企画は、親子で海と環境を考える事業として、淡路市育波西の浜で「国生みの島 育波アートビーチクリーン秋」を開催しました。海ごみ問題を地域ぐるみでじぶんごと化することを目的としています。
2022.12.08
一般社団法人IKUHART企画は、親子で海と環境を考える事業として、令和4年10月30日に海ごみ問題を地域ぐるみでじぶんごと化することを目的に、国生みの島 育波アートビーチクリーンを開催いたしました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
国生みの島 育波アートビーチクリーン
日程
2022年10月30日
開催場所
兵庫県淡路市育波西の浜
参加者
41名
内容
10時からビーチクリーン活動、11時からアート作品制作
淡路市洲本市の皆さまと育波アートビーチクリーン活動
淡路島島内淡路市洲本市の皆さまにご参加いただきました。参加者31名の皆さまとスタッフ10名、41名で淡路市育波西の浜のビーチクリーン活動を実施しました。
当団体のビーチクリーンで大切にしていることは自然海岸での活動です。普段人の手が入らない海岸は漂着するプラスティック海洋ごみに溢れてその多さに驚かされます。実際見て触れて感じる体験から、海洋ごみ問題を地域ぐるみでじぶんごと化しようという気持ちが高まることを期待しています。10時から開会式を実施し、その後参加者は大小のごみ袋、軍手、トングをもってビーチクリーン活動を行いました。大きなごみ袋にはプラスティックごみを中心に人が自然界に出した燃えるごみを集めました。小さな袋には流木やシーグラスなどアート作品制作で使える漂着素材を集めました。ビーチクリーン活動終了後、大きなごみ袋は軽トラの荷台に放り込んで、アート素材を持って大きな屋根のある育波浦漁協荷揚げ場に移動しました。11時からは、3名の担当者がそれぞれの場所でワークショップを開催しました。流木インテリア作品制作、シーグラスアクセサリー作品制作、サンドボトルアートインテリア作品制作、参加者は、それぞれの好みの開催場所へ行ってアート作品制作を楽しみました。
ビーチクリーン活動の様子は、幅東西300mほどの海浜に流れついたペットボトルやトレイなどは瞬く間に回収され、テトラポットの中にある海洋ごみの回収も少し進みました。当団体は淡路島ちどり隊のちどり保護活動を共にしています。開会式でちどりの保護活動の紹介をすることで、野鳥に必要なものは浜辺に残しておくことを伝え、参加者は環境にやさしいビーチクリーン活動を実施してくれています。アート制作では、子どもたちは比較的簡単なシーグラスやカラーサンドに夢中になって、シーグラス作品を10個も作る子供もいました。大人は流木とドライフラワーとエアープランツの配置やバランスにあーでもないこーでもないと言いながら真剣に楽しい時間は過ぎていきました。最後は皆さんが作った自信作をそれぞれ手に持ち集合写真を撮影して、解散しました。
参加した保護者からの声
・海岸だけでなく、漁港周辺のごみも気になりました。
・環境問題を直接感じられる。
・ごみ拾いだけでなく分別のことも知れるイベント。
・海のごみはたくさんあることに改めて気づかされ、環境への意識が高まった。
・海辺で実施するのが良かった。
・年代がいろいろで刺激があり楽しかった。
・皆さまが楽しんでいる顔が嬉しかった。アートと自然のコラボ。
・楽しい半日でした。ありがとうございます。
・自然に触れながら活動できてすごく気持ち良かったです。
・ごみを拾うだけでなく作品を作る目的があるのが楽しい。
・ごみをただ拾うだけでなくアートの材料を自分で探すこと。
・ごみを見つけるのに子どもが夢中になり一緒に普段気にしないような所にまでごみがあることに気がつきました。
・海にはごみも流れてきているけど、作品の材料になるものも。
・こんかいのようなアート制作ができるイベントをまたして欲しいです。
・こどもとまた海のごみで物作りをしたいと思いました。
・気持ちもすっきりした。海を少しでもきれいにできて良かったです。
・ごみ拾いに材料集めという楽しさが合わさっていました。
・ペットボトルや瓶の割合が思った以上に大きかった。
・少しの意識の差が大きな差になるので気をつけたい。
・小さなごみ、発泡スチロールなどが多く驚きました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:41人