「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 世界遺産登録5周年関連事業「むなかたSDGs教室」イベントDAY1を開催しました!
海を守ろうむなかた実行委員会は、子どもたちに海の豊かさや楽しさを学んでもらうため「むなかたSDGs教室」イベントDAY1を開催しました。地引網体験、魚さばき体験、カヌー体験、世界遺産セミナーなど盛りだくさんの内容で楽しみながら学びました。
2022.10.07
海を守ろうむなかた実行委員会は、子どもたちに海の豊かさ、楽しさを学んでもらおうと、8月27日(土)に「むなかたSDGs教室」イベントDAY1を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
①地引網体験 ②魚さばき体験 ③カヌー体験 ④世界遺産セミナー
日程
2022年8月27日(土)9:00~17:30
開催場所
福岡県立少年自然の家「玄海の家」
参加人数
小学4~6年生55人、高校生・大学生ボランティア25人
協力団体
宗像漁業協同組合(神湊支所)、一般社団法人シーソンズ、むなかた大学のまち協議会、宗像市教育委員会
地引網で獲れた魚を自分達で下処理
地元漁師の協力で実施した地引網体験では、ブリの子のヤズやサバ、タイなどが陸に姿を見せると子どもたちから歓声が上がりました。そのまま施設内の野外炊飯場に移動すると、今度は獲れた魚の内臓やウロコなどをとる下処理に挑戦。漁師や学生ボランティアの教えを受けながら、子どもたちは慎重に魚をさばきました。さばいた魚は各自で家に持ち帰り、漁師が用意したレシピで食べてもらいました。
カヌー体験で海の楽しさにふれる
午後に行ったカヌー体験では班ごとに分かれ、浜から沖まで約20mの距離を1人ずつ順番に漕ぎました。カヌーにはじめて乗る子がほとんどでしたが、慣れてくると漕ぐスピードも次第に速くなり、笑顔であふれていました。
世界遺産と地元の海を学ぶ
宗像市にある世界遺産「神宿る島」沖ノ島と関連遺産群は、今年で登録5周年を迎えました。沖ノ島は「神の島」と呼ばれ、島全体が御神体となっており、4世紀後半~9世紀にかけて航海の安全と対外交流の成就を願う祭祀が行われていました。セミナーでは、そんな沖ノ島や市内の海岸に大量の海洋ごみが漂着していることを指摘。子どもたちは用意された学習シートに各々気づいたことや感想を書きこんでいました。
参加した子ども・ボランティアからの声
(子ども)魚さばき体験が楽しかった/普段できない体験ができました/さばいた魚をお家で家族と一緒に食べたい/海ごみのことを知れて良かった/こんなに楽しいイベントがあるなんて初めて知りました
(ボランティア)小学生の無邪気さに元気をもらいました/海は苦手だったけどまた行こうと思いました/たくさんの人と関われてすごく良い経験になった/世界遺産と海ごみについてより深く知ることができた
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:80人