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今が旬のホタテを見て、食べて、学ぼう!【陸奥湾ホタテ養殖教室~海と日本PROJECT~】を開催しました!

むつ市海と森ふれあい体験館を拠点にするシェルフォレスト川内は「陸奥湾ホタテ養殖教室」を開催しました。小中学生を含む親子が対象の体験型イベントで、ホタテの殻剥きやレシピづくり、工作体験などを行いました。

2022.07.26

特定非営利活動法人シェルフォレスト川内

特定非営利活動法人シェルフォレスト川内は、「陸奥湾イートシェルプロジェクト(海と日本2022)」の取り組みの一環として、6月26日(日)に、子どもたちが地域の漁業について学ぶことを目的とした「陸奥湾ホタテ養殖教室~海と日本PROJECT~」を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
小中学生を含む親子を対象としたホタテの養殖について学ぶ体験型イベント
日程
2022年6月26日(日)9:00~12:00
開催場所
むつ市海と森ふれあい体験館(むつ市川内町川内477)
川内町漁業協同組合(むつ市川内町川内無番地)
参加人数
むつ市内の親子3組7名(漁船の定員に合わせて募集を実施)
協力団体
川内町漁業協同組合
※漁船に乗りホタテ養殖施設の見学を行う予定としていましたが、悪天候により中止となりました。

実際の道具を使ったホタテ養殖講座を実施

青森県むつ市川内町は、陸奥湾に面したホタテの養殖が盛んな地域であり、ホタテの餌となる植物プランクトンが育つための栄養が、川から豊富に流れ込み、おいしいホタテが育てられています。一方、子どもたちは海に出る機会が少なくなり、むつ市内で行われている漁業について知るための学習施設もないため、沖合でどのようなホタテ養殖の作業が行われているかを知らない人がほとんどです。そこで、陸奥湾の特徴や養殖について学ぶため、ホタテ養殖講座を実施。実際に施設の見学を行う予定でしたが、当日は波が高く、船が出られなかったため事前に養殖施設で撮影した動画を見てもらいました。講師はむつ市地域おこし協力隊が担当。養殖の際に使用されている実物のカゴを見ながら、赤ちゃんから私たちの口に入る大きさに成長するまで、どのようにホタテを育てているのかをイメージしてもらいました。

講座では海中のカゴの様子を再現しました

自分で「ほやいた」ホタテを食べてみよう!

青森県の方言では、ホタテの殻をむくことを「ほやく」と言います。講座が終わった後は、川内町漁業協同組合の皆さんご協力のもと、ホタテの「ほやき」体験と水揚げされたばかりのホタテ試食会を行いました。
ほやき体験は初めて、という子どもたちばかりでしたが漁協の方にコツを聞き、専用のへらを手にした後は、夢中で何枚もホタテをほやき続けていました。また、この日は水揚げされた地まきホタテと養殖ホタテの食べ比べも行いました。組合の方は、地まきホタテは海の中を自由に動き回るため、身がより引き締まっているとお話していました。子どもたちは、自分でほやいたホタテや網焼きのホタテをお腹いっぱい食べさせてもらいました。
 
左:ほやき方を真剣に聞く様子
右:ホタテのお刺身をパクッ

オリジナルレシピの制作

試食会の後は、その味を忘れない内に「ホタテを使った料理のレシピ」を考えてもらいました。食材シールと調理法シールをレシピシートに貼っていき、最後に完成図を描いて完成!自分で作ったオリジナルレシピを発表してもらいました。
ミートソースのパスタやホタテラーメン、ホタテドッグなど、こだわりの食材や調味料をしっかり考えた様々なレシピができました。このレシピは、今後行うホタテに関する企画展でも展示する予定です。
 
左:様々な材料を使ってレシピを作成
右:オリジナルレシピを発表

ホタテの貝殻を使った工作体験

イベントの最後は、ホタテの貝殻を再利用した工作を行いました。あらかじめ、縁にやすりがけをした殻に専用の液をぬり、その上から好きなデザインの紙を貼ると、小物入れやインテリアに大変身。廃棄されるはずだったホタテの貝殻をアップサイクルしました。また、陸奥湾で拾ったシーグラスなども飾り付け、楽しい工作体験から廃棄物や海洋ごみの問題に興味を持った子どもたちの様子が伺えました。
 
左:ホタテの貝殻に紙を貼り付け
右:完成した作品

参加した子ども・保護者からの声

【ホタテ養殖講座について】
・養殖の一連の流れがわかりやすかった。
・色々な網を使ったり、何度もホタテの入れ替えをして、大変そうだった。
・養殖の施設を初めて見たので、迫力があった。
・ホタテの殻に左右があることを知って、面白かった。
【体験を通して、今後調べてみたいことややってみたいこと】
・船で養殖施設を見に行けなかったので、今度は行ってみたい。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:7人