楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs!河内長野市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催しました!
一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、大阪府河内長野市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催。SDGs14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマに、海の課題とプログラミングを融合したワークショップとSDGs講演会を行いました。
2022.10.07
一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、2022年8月21日(日)、大阪府河内長野市にて、「プログラミングで海のSDGs!」を開催いたしました。SDGs14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマに、海の社会課題「海洋プラスチックごみ」や「サステナブル漁業」とプログラミングを掛け合わせたワークショップとSDGs講演会で構成されたイベントです。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
「プログラミングで海のSDGs!」
日程
2022年8月21日(日)10:30~16:00
開催場所
ゆいテラス(河内長野市地域まちづくり支援拠点)
参加人数
55名
後援
総務省、文部科学省、環境省、河内長野市、河内長野市教育委員会
協力
河内長野ライオンズクラブ、ゆいテラス イズミヤ河内長野店、河川を美しくする市民の会、一般社団法人 加太・友ヶ島環境戦略研究会、エイチ・ツー・オー・リテイリング株式会社、リトルスタジオインク株式会社
「プログラミング」「河川ごみ調査」「講演会」を通じて学ぶ海のSDGs!
「SDGs × プログラミングワークショップ」はプログラミングを通して“海を守ることの大切さ”を再認識しながらSDGsについて、自ら考え、学び、行動するきっかけとなるよう構成されたワークショップです。
プログラミングワークショップでは、MakeCodeというブロックプログラミング環境を使って、自分でプログラムした海洋プラスチックごみ調査船・サステナブル漁業船をmicro:bitで動かします。プログラミングだけでなく、どうしてこのような調査が必要なのか、調査結果から何がわかるのかについても考えます。
もう一つのワークショップ「SDGs× 河川ごみ調査(Let’s MIGO in 河内長野)」では、講演会講師の千葉先生、原田先生、参加者全員で、会場となったゆいテラス(イズミヤ)前の石川と加賀田川の合流地点の河川敷に落ちているごみを拾いました。参加者はLet’s MIGO が用意してくれたトング、軍手、バケツを持って、熱中症対策もバッチリ、河川敷にはどんなものが落ちているのか草の中や岩の中も探していきます。ペットボトル、発泡スチロールやプラスチック用品の破片から、「こんなものまで?」と思うようなバーベキューセットや買い物カートまで…大型ごみの種類にも驚きます。ごみ回収後はみんなでごみの種類の調査をしました。
講演会は、大阪商業大学の原田先生と大阪公立大学の千葉先生による海洋プラスチックごみの研究結果を交えながら、私たちが日常でも実践できるごみの削減の取組内容などをわかりやすく説明していただきました。
原田先生は、世界中の代表的なプラスチック削減への取組や、日本で最近行われている取組など最新の情報を教えてくれました。
千葉先生は、先生が行っている取組「ごみ拾い運動会」などを例に、みんなでやれば楽しくそして綺麗になるということを教えてくれました。
海の豊かさを守ることを学んだSDGs × プログラミングワークショップ
今回はイベント初の河川敷ごみ拾いに取組、ごみが川からやがて海に辿り着くということ、河川でどれだけ食い止められるのかが重要かということを考えることができ、海洋プラスチックごみの原因のひとつを学ぶ体験ができました。ごみの種類とどれだけのごみがあるのかを目の当たりにしましたが、講演会では、日常生活で取り入れられる取組や自由研究の課題の参考になる取組についても教えてもらいました。
さまざまな視点から「海のSDGs」について考え、明日から自分たちのできることを発見できる今回のイベントでした。
プログラミングでは仮想の海で海洋ごみ調査・サステナブル漁業を行い、どうしてこのような結果になったのかをしっかりと学び、現実の世界ではすでに多くの人が海の課題解決としてICT技術(プログラミング)を用いた取組を行っていること紹介しました。
参加者からは、海洋プラスチックごみ問題について当事者意識を持つきっかけとなったといった感想を多くいただきました。
まず自分の家にあるプラスチックの種類や量を知ること、その次にプラスチックの代わりになるものがないか考えることを初めてみましょう!
参加した子ども・保護者からの声
・プログラミングを通して海の大切さを教えてくれて楽しかった。(女子・10才)
・プログラミングは生活のいろんなところで使われているんだなと思いました。ごみは気づかないうちに出いていることを知りました。(保護者)
・たくさん捨てられたごみは生き物にも害がおよぶと分かった。(男子・10才)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:55人