風力発電について親子で一緒に「考えて・触れて」学ぶ!「夏だ!海だ!!風車だぁー!?」を7/30開催しました!
NPO法人青森風力エネルギー促進協議会は体験型イベント「夏だ!海だ!!風車だぁー!?」を開催。クイズを交えて風力発電や再生可能エネルギー、化石エネルギーについても学びながら、ベルギーの子供向け風車の組み立てキットを使って、親子で一緒に洋上風力発電について学んでもらいました。
2023.09.07
NPO法人青森風力エネルギー促進協議会は2023年7月30日(日)に『夏だ!海だ!!風車だぁー!?』を開催し、5組(子供5名、保護者5名)の親子が参加しました。今回のイベントでは、風力発電の先進地域であるベルギーの子供向けキット(Offshore Wind 4Kids)を使用し、親子で一緒に風力発電について学ぶ機会を創出することを目的に開催しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
ベルギーでエンジニアとして活躍するウィリアム・ブーケラール氏、弘前大学・地域戦略研究所の本田明弘教授及び学生5名の協力を得ながら、洋上風力発電について学びました。
日程
2023年7月30日(日)13:00~15:00
開催場所
青森県青森市・あおもり駅前ビーチ
参加人数
5組(小学4年生2名・小学5年生3名、保護者5名)
協力団体(協賛)
株式会社脇川建設工業所、イオスエンジニアリング&サービス株式会社、株式会社NICHIUN、株式会社みちのく銀行、齋勝建設株式会社、青森放送株式会社、東急不動産株式会社、Copenhagen Offshore Partners Japan合同会社、コスモエコパワー株式会社
青森県のエネルギーと風車のお話
弘前大学の学生が、クイズを交えながら「青森県の風や風力発電」について寸劇を行いました。青森県の風や風力発電について知るとともに、再生可能エネルギーや化石エネルギーについても学ぶことができ、子供たちも最後まで飽きることなく、興味津々の様子でした。
風車を作ろう
実際に発電ができる風車の組み立てキットを用いて、ウィリアム氏が6つのステップを説明しながら、子供たちと一緒に組み立て、保護者の方々にも積極的に参加いただきました。
風車が発電しているかを確認するため、風のある場所へ移動し、テストを行いました。発電しているかどうかは、キットのランプ点灯または取り付けたオルゴールが鳴ることで確認することができました。
風車の組み立ての次は、海に浮かべる又は固定するための基礎を作ります。基礎は数種類の中から参加した子供たちに自由に選んでもらいました。基礎によって、海への浮かべ方に差がでます。特に、基礎の組み立ては風車本体よりも難易度が高く、苦戦しながらも弘前大学の学生と協力しながら組み立てました。
子供たちも工夫をしながら、風車が安定する方法を探っている様子でした。
風車を海に浮かべてみよう
風車の組み立て基礎を組み立てた後、海へ移動し、組み立てた風車を浮かべました。
組み上げた風車は約80cmの高さとなります。子供たちは工夫をしながら、風車が安定する方法を探っている様子でした。子供たち自身でも風をエネルギーと捉えることができたのではないでしょうか。
今後の活動
今後は同様のイベントの開催数を増やしながら、より広く洋上風力発電についての普及啓発に努めていき、将来の風力発電の発展を目指します。
参加した子ども・保護者からの声
・風車はずっと興味がある
・よく、つがる市の風車を見に行っている
・着床式や浮体式があるのがわかったけど、やっぱりつがる市の風車がかっこいいと思う
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:10人