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練習船の内部を大公開!新造練習船「うしお丸Ⅲ」見学会 in 虻田・洞爺 -海と日本PROJECT- を開催しました!

北海道大学は、「新造練習船「うしお丸Ⅲ」見学会 in 虻田・洞爺-海と日本PROJECT-」を開催しました。うしお丸の船内見学や海洋調査の紹介、最新の観測機器や航海機器の披露により、海とその研究現場への関心を高めることを目的としています。子供も含む老若男女106名が参加し、貴重な体験を楽しみました。

2023.07.12

北海道大学は、虻田港への初入港に際して地元の方々へうしお丸の船内見学、海洋調査の紹介、最新の観測機器や航海機器を披露し海とその研究現場への関心を高めることを目的として、「新造練習船「うしお丸Ⅲ」見学会 in 虻田・洞爺 -海と日本PROJECT-」を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
新造練習船「うしお丸Ⅲ」見学会 in 虻田・洞爺 -海と日本PROJECT-/北海道大学
日程
2023年6月18日(日)
開催場所
北海道虻田郡洞爺湖町 虻田漁港(大磯)停泊中のうしお丸Ⅲ
参加人数
106名
協力団体
いぶり噴火湾漁協・洞爺湖町

安全対策を施しイベント開始!

洞爺湖町 虻田漁港(大磯)にて、昨年(2022年)新造となった北海道大学水産学部附属練習船「うしお丸Ⅲ」の船内・船外見学を行いました。
見学会の開始前には、港の駐車場からうしお丸乗船口までの約50mの岸壁に、洞爺湖町からの協力を得て、三角コーンとコーンバーによって誘導路を設けて、転落事故を防ぐための安全対策を施しました。
 

うしお丸に乗船し船内旅行

見学者は船首側タラップから乗船し、小林航海士の誘導で船首デッキを通って船橋に入場、飯田航海士より各種航海計器の説明を受けました。
次いでドライ・ラボに移動し、各種音響観測機器の測定結果を調査航海中であった向井教授より説明を受けました。その後、メスルームや学生教室では、うしお丸Ⅲ建造時の映像やドローン映像を楽しみ、ウェット・ラボでは水中カメラや計量魚探、海洋観測機器などの説明を同乗の観測員や大学院生から説明を受けました。
船内の調理室やトイレ・風呂など生活設備を見た後、機関室にも入り、機関士・機関部員の説明とメイン・エンジンのヘッドカバーを外した状態でのシリンダーも観る事ができ、漁業関係者の方々などはその磨き込まれた美しさに関心深げでした。その後、船尾デッキに出て、プランクトン・ネットやそれで得られた各種プランクトン・サンプルなどを間近に見て、子どもたちは非常に興味を引かれた様子でした。
最後に坂岡船長から「うしお丸Ⅲ」のパンフレット、記念のボールペンとクリアホルダーをもらって中央タラップから下船するという流れで、見学会を実施しました。

洞爺湖町町内の方々を主体に、老若男女の、総計106名の方々に訪ねて頂き、特に子供たちは休日の一日を時間が経つのを忘れるほど楽しんでもらえたようです。
 

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:106人