毎日流れ着くなら、いっそ資源にしよう!【海ごみアップサイクル展in福岡天神】を開催しました!
NPO法人木野環境は、地元ラジオ局とパタゴニア日本支社が主催するイベント「COMMON POINT」の一環として、「海ごみアップサイクル展in福岡天神」を開催。海洋ごみ問題に触れられるパネルや海洋ごみを資源として作られた製品を展示しました。
2023.11.09
NPO法人木野環境は10月14日から15日の期間、海洋ごみ問題について触れることができるパネルや海洋ごみを資源として作られた製品を展示した「海ごみアップサイクル展in福岡天神」を開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
開催概要
海洋プラスチックごみを回収した先に様々な用途や作品があることを多くの方に知ってもらうことを目的とした「海ごみアップサイクル展」の開催
日程
10月14日(土)~15日(日)
開催場所
天神中央公園西中州エリア 貴賓館前広場(福岡県福岡市中央区天神1丁目1)
参加人数
約3,000人
共催
九州大学うみつなぎ
パネルや展示を通して海洋ごみ問題について触れる
海洋ごみ対策に挑む人々が商品化した素敵な品々についてパネルと実物で展示を行いました。会場となったのは天神中央公園。地元ラジオ局のLOVE FMとパタゴニア日本支社が主催する「COMMON POINT」というイベントの一環として、九州大学の出展があり、その一部で「海ごみアップサイクル展in福岡天神」を開催しました。
福岡市は海に面する街ということもあり、海洋ごみを目にしたことがあったり、ビーチクリーンに参加した経験がある方も多く、海洋ごみ問題について関心の高い方が多かったのが印象的でした。作品や海洋ごみについて説明したパネルを真剣な様子で見る方や、海洋ごみからできた商品に驚く方も多かったようです。親子連れの参加者も多く、展示を見ながら海洋ごみについての会話が弾む姿もたくさん見られました。
これまで廃棄物の減量やリサイクルに関する様々な調査や活動を20年間行い、海洋ごみ問題について現状を目の当たりにする機会が多いことをきっかけに、海のプラスチックごみをリサイクルする本プロジェクトを立ち上げました。
はじめに、「流れ着くならいっそ資源にしてしまおう」という考えから、すでにリサイクルに取り組んでいる方々にもご協力をお願いし、海洋ごみをアップサイクルした作品を展示することを考えました。今後も、海のプラスチックごみを回収した先に様々な用途や作品があることを多くの方に知っていただきたいと考えています。
参加した子ども・保護者からの声
・(同会場内に)販売していたのが良かった。(偶然、販売の出展があった)
・海洋ごみは家の近くの海でもいっぱい見たことがある。どうやったら減るのか知りたい。
・発泡スチロールを海で使うのを止めることはできないのか。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:3,000人