喫煙者と非喫煙者が互いに理解し合い歩み寄るために「Clear the Air × City Cleanイベント」を開催しました!
一般社団法人サスティナブル推進協会NAMIMATIは、愛知県名古屋市中区栄にて「Clear The Air×city cleanイベント」を開催。街のごみの中でも数の多いたばこに注目し、非喫煙者と喫煙者が協力してシティークリーンや意見交換を行い、両者が互いに理解し合い歩み寄るきかっけを探りました。
2024.03.19
一般社団法人サスティナブル推進協会NAMIMATIは、2023年2月18日に、喫煙者と非喫煙者が互いに理解し合い歩み寄るために「Clear The Air×city cleanイベント」を開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
開催概要
街の清掃を通して、街のごみの中でも数の多いたばこに注目し、喫煙者と非喫煙者が互いに理解し合い歩み寄るために「Clear The Air×City Cleanイベント」を開催しました。当日は喫煙者、非喫煙者が参加し、意見交換なども行いました。
日程
2024年2月18日
開催場所
愛知県名古屋市中区栄
参加人数
11人
非喫煙者も喫煙者も協力してシティークリーン!
今回のシティークリーンの目的は、喫煙者に対して街の空気を綺麗にする意味を知ってもらうことや、逆に非喫煙者に対して、喫煙者への誤解を解き、喫煙者と非喫煙者お互いを理解して歩み寄り、タバコのポイ捨てを無くしてもらうことでした。2月18日は、嫌煙運動の日とされており、これは1973年に東京で「嫌煙権確立をめざす人びとの会」が設立されたことから制定されました。この嫌煙権という単語はタバコを嫌ったり、禁煙を強制したりする意味というわけではなく、「タバコの煙によって汚染されていない綺麗な空気を吸う権利」「穏やかであってもタバコの煙が不快であると言う権利」「公共の場所で喫煙の制限を求めるため社会に働きかける権利」という三つの権利からなります。そこでこの三つの嫌煙権を元に「嫌煙運動の日」に際して、路上喫煙やそれに伴うタバコのポイ捨てをやめることを啓発したいと考え、今回企画をしました。普段タバコを吸う参加者も、吸わない参加者も、道に捨てられているゴミの多さに驚きながらも、会話をしながら、シティークリーンを楽しんで行うことが出来ました。シティクリーンの中での意見交換で話された話題としては、「喫煙者理解」が上げられました。これは喫煙者に対して一方的にポイ捨て禁止を呼びかけても効率的な施策とは言えず、まずは喫煙者がどのような原因でポイ捨てをしてしまっているのかという原因を解明するところからアプローチし、それらを解決する策を考えていくことが重要であるように議論が進んでいきました。実際のたばこの吸い殻を拾いながらの議論であったため、よりリアルな実態を間近にしながらの議論であったので、とても活発な議論になりました。
シティークリーン後も嫌煙運動の日を意識!
シティークリーン後には参加してくれた喫煙者に、携帯灰皿を配布しました。シティークリーン中、歩くたびに目に入るポイ捨てされたタバコの量に参加者の方々はとても驚いていました。また、タバコだけでなく飲みかけのペットボトルなどもたくさん落ちており、それらも見落とすことなく率先して垣根の隙間や自動販売機の裏に落ちているごみを積極的に拾っていました。清掃活動だけでなく、その活動を発信し続け、多くの人に見てもらうことが重要だと我々は考えております。私たちはInstagramをメインにソーシャルメディアを活用し、シティークリーンの様子や参加者の声を発信することを目的として清掃活動を行っております。そこで清掃活動の写真や動画を活用、また携帯灰皿を配布することによって、参加者の方々が自身のSNSに載せる機会を作ることで参加者だけでなく、そのフォロワーの方々にまで活動や海洋・環境問題について発信することができます。参加者は自身のアカウントで活動を共有し、友人やフォロワーたちにも呼びかけました。シティークリーン後には、「楽しかった」「これからタバコを吸うときは、ポイ捨てしないようにする」などの声を聞くことができ、嫌煙運動の日にちなんだテーマを達成できたのではないかと感じています。
参加者からの声
・大学生:「友達とゴミ拾いをするのがこんなに楽しいと思わなかった。また参加したいです。」
・大学生:「よく栄に来るものの、こんなにタバコのゴミが落ちているとは思わなかった。」
・大学生:「たばこをポイ捨てしている人もいるので、勇気をだして注意したいと感じた。」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:11人