手賀沼クリーンアップ大作戦にて【手賀沼のごみでアート作品を作ろう!】を開催しました!
手賀沼まんだらは、「手賀沼のごみでアート作品を作ろう!」を計4回開催しました。参加者には、手賀沼のごみ拾いを通じて「なぜこんなごみが落ちているのか」「ごみは手賀沼からどこに行くのか」などを考え、感じたことをアートで表現してもらいました。
2024.11.28
手賀沼まんだらは、「手賀沼のごみでアート作品を作ろう!」を計4回開催しました。参加者の皆さんには、手賀沼のごみ拾いをして、「なぜこんなごみが落ちているのか」「落ちているごみは手賀沼からどこに行くのか」といった問いについて考え、感じたことをアートで表現していただきました。
本イベントは、 5月18日(土)、7月20日(土)、9月21日(土)、11月16日(土) に開催され、以下のことを目的としました。
1.自分たちの暮らし(社会)とごみのつながりを体感すること
2.手賀沼と海のつながりを理解すること
3.自分たちの暮らし(社会)が抱える課題を考えること
4.社会に向けたメッセージをアート作品で表現すること
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
自分たちの暮らし(社会)とごみの繋がりを体感し、手賀沼と海の繋がり、自分たちの暮らし(社会)の課題を考える。自分で考えた社会に対してのメッセージをアート作品で表現する。
日程
2024年5月18日(土)、 7月20日(土)、9月21日(土)、11月16日(土)
開催場所
手賀沼自然ふれあい緑道、手賀沼
参加人数
50人
協力団体
新松戸造園、てがぬまパドルクラブ
拾う、考える、アートする
先日、手賀沼で行われた「手賀沼クリーンアップ大作戦」の後、手賀沼まんだら主催による「手賀沼のごみでアート作品を作ろう!」を開催しました。このイベントでは、手賀沼や手賀沼周辺から回収されたごみを使い、参加者とともにアート作品を制作しました。
手賀沼に捨てられたごみは、川を通じてその先の海へと流れ着くことをご存知でしょうか? この繋がりが目に見えないため、私たちは海洋ごみを「遠いどこかの問題」と感じがちです。しかし、この問題は私たちの生活に深く関係しています。
参加者の皆さまに、この繋がりを知っていただくこと。そして、回収したごみを使ったアート作品を通じて、市民の皆さまにも環境問題への理解を深めていただくことを目指しました。このイベントを通じて、私たちの生活と環境がどのように影響し合っているのかを実感し、行動のきっかけにしていただければ幸いです。
アートで表現しよう
今回制作されたアート作品は、我孫子市や柏市の施設で展示し、多くの市民の皆さまに鑑賞いただけるよう、巡回展「手賀沼ごみ×アート〜ごみと私たちのくらしと地球〜」を開催予定です。この活動を通じて、手賀沼と海の繋がりや海洋ごみの現状、そして私たちの暮らし(社会)との関係性について、一緒に考えていただくきっかけをつくりたいと考えています。
参加した子ども・保護者からの声
・ただ捨てられたごみだと思っていたけれど、それがアートになるのは新しい発見だった
・子どもたちと一緒に楽しみながら環境のことを学べてよかった
・手賀沼から海への繋がりについて、初めて具体的に考えるきっかけになった
・ぜひ学校でもやってみたい
・手賀沼にポイ捨てされたごみからごみを捨てた理由を想像したことが楽しかった
・自分も道端のごみを見て見ぬふりをしちゃうことを思い出して恥ずかしくなった
・落ちているごみから社会情勢(貧困化、高齢化、大量消費など)がわかって面白いなと思った
・ごみを減らそうと思っても実際に減らすことは難しい。どうしたらいいのかわからない
・せめて、人間界のごみは人間界で処分しなきゃと思った
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:50人