志賀島自由大学ワークショップ4「志賀島の古層にふれる〜仏閣めぐり」~海と日本プロジェクト~
2019.01.09
志賀島自由大学ワークショップ4「志賀島の古層にふれる〜仏閣めぐり」は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。鎌倉時代に開山したと伝わる臨済宗東福寺派の荘厳寺で座禅を体験し、万葉歌碑をめぐるツアーを体験しました。
博多湾の玄関に位置する志賀島。古代から中世にかけては、中国に渡った多くの名僧が足跡を残したと言われています。このイベントでは、志賀島における海と人との多様な関わり方の歴史を体感することを目的としています。
日程
2018年11月24日(土)13:00~16:00
開催場所
荘厳寺(福岡市東区志賀島志賀島813-1)、志賀島各地
参加人数
13名
主催
九州大学ソーシャルアートラボ
志賀島で仏閣めぐり、万葉歌碑ツアーを実施!
このワークショップは志賀島の高台にある荘厳寺からスタート。海を望む素晴らしい場所で、山崎公明住職より、志賀島と大陸との歴史的な関係について伺いました。その後は参加者全員で座禅体験。座り方、目線の位置など基礎から教えていただき、心を鎮める時間となりました。
座禅の後は志賀島の万葉歌碑をめぐるツアーへ出発。志賀島には10の万葉歌碑が設置されていますが、この日は2つの歌碑をめぐりました。途中には蒙古塚にも立ち寄り、歴史に詳しい島の方々から説明を受けながら進みました。海を通じた他地域との交流・攻防の歴史を学ぶ、実り多い1日となりました。
参加者の声
・金印だけではない、志賀島の歴史の深さに驚きました。
・蒙古塚が、昔は首切り塚という名前だったということは知らなかったです。昔の地名は地域の歴史的アーカイブとして機能しているのだということに気づきました。
・座禅は初めてだったので、少し緊張しましたが、だんだんと心地よくなっていきました。
・今日は万葉歌碑は2つしか見られませんでしたが、資料をいただいたので今度は個人的にまわってみたいと思いました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています