上流県ながのから海をキレイに! 諏訪湖 秋の一斉清掃を開催しました! 2021年10月17日(日)7時~8時【諏訪湖周辺】
ながの海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、10月17日(日)に諏訪市、岡谷市、下諏訪町と連携し、長野県最大の湖、諏訪湖で秋の一斉清掃を実施しました。
2021.12.03
ながの海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、2021年10月17日(日)に諏訪市、岡谷市、下諏訪町と連携し、長野県最大の湖、諏訪湖で秋の一斉清掃を実施しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催しました。
「上流県ながのから海をキレイに」をテーマに自治体と連携
諏訪湖は、太平洋の遠州灘に注ぐ天竜川の源流です。さらに県内31の河川が流れ込む湖です。今年は、長雨の影響で多くの河川ごみが諏訪湖に流れ込んでいる現状があり、このままだとそのごみが天竜川を伝って海へと流れ込んでしまいます。また、諏訪湖の湖底からもマイクロプラスチックごみが発見されるなど、ごみ問題の解決は急務です。
「上流県ながのから海をキレイに」をテーマに、ながの海ごみゼロプロジェクトと諏訪湖周辺の自治体が連携をし、清掃活動を通じて市民のみなさんに未来の諏訪湖を考えると共に、海洋ごみ問題を解決するため一斉清掃を行いました。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から春の一斉清掃が中止となってしまったため、全市統一的な清掃活動は1年ぶりの開催となりました。当日は生憎の雨でしたが、早朝の寒いうちから諏訪市、岡谷市、下諏訪町よりおよそ900名の方々にご参加いただき、清掃活動を行いました。
雨の中ではありましたが、可燃ごみは計357kg、不燃ごみは計174kg、総計531kgのごみを拾いました。不燃物の中には、傘やタイヤ、電球、プラスチック製パイプ等もありました。前年度と比較すると、ごみの量は減っていました。新型コロナウイルス感染症が拡大したことにより、観光客や水辺を散策する人が減ったことにより、諏訪湖畔へポイ捨てされるごみが減ったことが一因ではないかと考えられます。
諏訪湖周辺は毎年様々な団体で清掃活動を行っています。ごみは年々減少傾向にありますが、今後も市民一人一人が環境への意識を高め、綺麗な諏訪湖と自然を守っていかなければなりません。海なし県である長野県からも海洋ごみ削減に向けた活動について考えていく機会として、こういった活動を継続していくことが大切です。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:900人