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海なし県の栃木の子どもたちが海を調査 『栃木発!海とのつながり調査隊』を茨城の海岸で開催しました! 2021年10月16日(土)【茨城県 阿字ヶ浦海岸、大洗】

海と日本プロジェクトin栃木県実行委員会は、9月に行われた栃木県内での調査に続き、茨城県で10月16日(土)に栃木発!海とのつながり調査隊を開催いたしました。

2021.11.26

海と日本プロジェクトin栃木県実行委員会は、9月に行われた栃木県内での調査に続き、茨城県で10月16日(土)に栃木発!海とのつながり調査隊を開催いたしました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
川生まれ、海育ちの川魚「アユ」を通して川と海のつながりを学習
日  程
2021年10月16日
開催場所
茨城県 阿字ヶ浦海岸、大洗
参加人数
16名

茨城県 阿字ヶ浦海岸で海岸浸食を知る

9月に実施されたイベントでは、アユの生態から海と川のつながりを学び、川で実地調査を行い、自分たちのできることを考え、今回は、海の調査を行うため、茨城県の海へ出かけました。
まず、阿字ヶ浦海岸に到着。阿字ヶ浦海岸からほど近い常陸那珂港は、栃木県に様々な物資を運ぶ海の窓口として機能しており、私たちの生活を豊かにしてくれます。一方、港の拡張工事により海岸浸食がすすみ、また、テトラポットの設置により波がたたず、人が集まらないビーチに変化したことを知りました。

海の魅力は、海水浴、サーフィンだけではない!そのビーチを海と100年先も豊かにくらせるよう、町づくりをしていこうと活動をされている小池伸秋さんにお話を伺いました。
かつては栃木県の足利市、佐野市で「海の家」を設置していたが、海の変化により、施設がなくなってしまったことを知り、子どもたちは、かつては人でいっぱいだったビーチの変化に驚いていました。「なぜ、活動をしようと思ったのか」「海の魅力は、(海水浴、サーフィンなど以外で)何ですか」との質問があり、小池さんから「自分の生まれ育った海を残したいと思った。海外では、海は海水浴、サーフィンだけではなく、芝をはって読書をする場であったりなど、様々な魅力をみつけている。それを自分なりに発見し、活動している」とのお話をいただきました。

海のごちそうを味わう。

9月のイベントで学んだのは、栃木県の那珂川とつながる茨城県の海は、親潮と黒潮が混じりあい多くの魚が集まるということ、また、茨城県で水揚げされるしらすは、関東以北では漁獲量NO1であることなど。
大洗まいわい市場に移動し、昼食。茨城県で水揚げされた海の幸を頂き、いつもは生魚が苦手な子どもたちも、海について学ぶことで親しみや興味が沸き、率先して海鮮丼を食しながら「美味しい!」と舌鼓を打っていました。

海を感じる!サーフィン体験

午後のプログラムでは、サーファーの木下デイビット氏から「海水温」についてのお話を伺いました。台風の大きさは、海水温に影響されること、また今回の学びのポイントである鮎も海から川に戻るときには、海水温が関係している(海水温によって戻る時期が変わってくる)という事など。海水温が上がる原因は、自分たちにもあることを知り、そのために何ができるか考え、子どもたちからは「冷房の温度を1度あげる」など身近な事で出来ることについて考え、声があがりました。その後のサーフィン体験では、集中して取り組みわずか1時間でボードに立てるようになり、海を感じていました。
9月のイベント時では、海ごみに目がいきがちでしたが、実際に海に触れ、話を伺うと子どもたちからは、自分でできることを考えると同時に「周りの人たちに伝えたい」「今回学んだことを教えたい」「小さなことでも海を守ることにつながる」との声があがり、自覚がうまれ、深く考えるようになったと感じました。

 




 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

 

参加人数:16人