8組19名の親子が「アジ」と、「白いか」をさばいて料理!【日本さばける塾 in とっとり】を開催
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、昨年に続き今年も「日本さばける塾inとっとり さばけるBBQ」を2021年8月28日(土)に開催しました。
2021.09.14
日本さばける塾inとっとり さばけるBBQ
日程
2021年8月28日(土)10:00~14:00
開催場所
安蔵森林公園(鳥取市河内1462-36)
参加人数
8組19名(小学生と保護者)
鳥取県産の魚介を使ったBBQを開催!
夏休みも終盤に差し掛かるころ、鳥取市にある安蔵森林公園にて、親子でお魚をさばいて食べる「さばけるBBQ」が開催されました。今回集まったのは、県内に住む8組19名です。ご家族全員、お孫さんと参加されている方も見受けられました。
今回作るメニューは、アジフライサンド、海鮮ビッグ串焼き(白いか、エビ、夏野菜等)、ハマチのアクアパッツァ、地魚アヒージョ、焼きおにぎり、干物、講師特選料理の鯛の塩釜など数多くの料理が並びました。イベントの目玉はやはり鳥取名産の白いか!甘くてコリコリ!美味しすぎる夏の最強グルメです。今回はそんな白いかとアジのさばきに全員で挑戦。子供たちは初めての魚さばき体験にとてもワクワクしている表情をしていました。
今回はアジの三枚おろしと白いかさばきに挑戦。講師の藤木先生よりデモンストレーションがありました。手慣れている方もいらっしゃいましたが、先生の手際の良いさばき方に時折、歓声があがっていました。
先生のお手本をもとに、いよいよ子供たちが魚さばきに挑戦。親子で協力しながらさばいていきます。まずはアジ。1人2匹さばき、アジフライに使うため、骨が残らないように骨抜き道具を使って取り除いていきました。初めての経験に子供たちは「食べるところと使わないところを綺麗に切るのが難しい!」「思ったより小さく細かい骨がたくさんある!」など、新たな発見をしていました。
続いて白いか。普段、魚をさばくことはあっても、いかをさばくことはあまりない方が多く、また魚と違い、ヌルヌルしていて切るのに苦戦していた子供たち。先生から教わったさばくポイントを参考に子供とお母さんが一緒に包丁を握るなど、親子で協力してさばいていました。白いかは串焼きやアヒージョに使うため、一口サイズに切っていきました。
さばいた後は待ちに待ったBBQです!フライにしたアジはハンバーガーに。ボリュームのある美味しそうなアジフライとレタス・キャベツを入れ、タルタルソースをかけてアジフライバーガーの完成です。見るだけでも美味しさが伝わってくる出来栄えでした。また、さばいた白いかと地元のサーモン・エビなどを入れ込んだ海鮮アヒージョも。こちらも食欲をそそる香ばしい匂いが何ともたまりませんでした。
実際に自分でさばいて作った料理を食べた参加者からは「親子で協力して作った料理は格別に美味しい。家でもまた子供と一緒に料理してみたい。」「なかなか家にいると体験できないことだったので、イベントにも味にも満足しています。家族にも作ってあげたい。」と話していました。
食べるだけじゃない!鳥取の海と魚についてもしっかり学びました!
イベントを通して、鳥取の名産である白いかについて、また鳥取の海と魚たちの関係についてしっかりと学びました。学びでは白いかの歴史やいか釣りの様子、鳥取の海、その海で獲れる魚について映像や資料を使って紹介。鳥取では一本釣りであげられるケンサキイカを「白いか」と呼び、関東地方では同じケンサキイカを「赤いか」と呼んでいることや、白いかは海で泳いでいる時は透明に近い白で、釣り上げられると赤くなり、市場に並ぶ頃にはまただんだん白くなることなど、普段口にしている白いかの知られざる学びに参加者は興味津々の様子でした。
参加した子ども・保護者からの声(アンケートより)
・⼩学3年⽣⼥⼦
「魚は触ったことはあったけど、イカは初めてでした。ヌルヌルして切りづらかったです。」
・高校3年生女子
「BBQと聞いて参加しました。白イカとても美味しかったです!品数も多くて、もうお腹いっぱいです。」
・高校3年⽣⼥⼦保護者
「毎年娘と参加しています。娘は魚嫌いで、触るのも食べるのも苦手でしたが、さばける塾を通してここ最近では魚を食べるようになりました。また来年も参加したいです。」
・⼩学2年⽣男⼦保護者
「男三人(息子2人)で参加しました。家にいるとご飯を作るのはお母さんなので、こういったイベントで料理を作ることが体験できて、親子ともども嬉しいです。」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:19人