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10組20名の親子が「アジ」と、「アユ」をさばいて料理!【日本さばける塾 in 岐阜県】を開催

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in 岐阜県』を10月2日(土)に開催し、10組20名の親子が参加しました。

2021.10.22

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in 岐阜県』を10月2日(土)に開催し、10組20名の親子が参加しました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

日程
2021年10月2日(土)9:30~14:00
開催場所
清流長良川あゆパーク(岐阜県郡上市白鳥町長滝字下川原420番10)
参加人数
10組20名(小・中学生と保護者)
講師
料理人 谷川公一さん、郡上漁業協同組合 組合長 白滝治郎さん
主催
海と⽇本プロジェクトin岐阜県実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力団体
清流長良川あゆパーク、郡上漁業協同組合

さばく前に生きたアユをつかみ取り!

参加者はまず、清流長良川あゆパークのスタッフの指導のもと、施設内の池で生きたアユのつかみ取りを体験しました。元気よく泳ぎまわるアユを楽しそうに追いかけながら、つかみかけては逃げられ、つかまえてバケツに入れるところで逃げられと悪戦苦闘しながらも、一生懸命アユを捕まえていました。

参加者の多くがさばくのは初めて!親子でアジの「三枚おろし」とアユの「腹開き」に挑戦!

地元岐阜の料理人である谷川公一さんの指導のもと、まずは基本であるアジのさばき方のコツを学びました。魚をさばくのは親子そろって初めてという方がほとんどで、谷川さんの解説に真剣に耳を傾けながら、プロの包丁さばきに見入っていました。そして、いよいよ親子でアジの三枚おろしに挑戦。参加者は緊張の面持ちでアジに向き合い、包丁の使い方に苦労しながらも親子で協力してアジを三枚におろすことができました。

続いて岐阜県の県魚でもあるアユの腹開きにチャレンジ。つかみ取りで自ら獲ったアユをさばくことで命をいただくことを実感するかのように、丁寧にアユに包丁を入れながら親子で一生懸命取り組んでいました。
さばいたアジは天ぷらにして、岐阜県産のほうれん草パウダー「飛騨抹草」に塩を混ぜた、抹茶塩ならぬ”飛騨抹草塩”でいただき、アユは蒲焼きにして岐阜県郡上産のお米を使って蒲焼丼にして味わいました。参加者は「家でもいろんな魚をさばいてみたい」、「実際に魚をさばいて少し自信が持てた」などの声が聞かれました。

アユは海にも深い関係がある!海なし県に住む親子がアユを通して海を学ぶ

魚をさばく体験だけでなく、海のない岐阜県でも海について関心を持ってもらい、海の現状などを学んでもらおうと、郡上漁業協同組合の組合長で釣り師、職漁師でもある白滝治郎さんのお話を聞きました。今回さばいた魚「アユ」と地元の清流「長良川」をテーマに、海とのつながりなどを学びました。「鮎は川の魚だけど、卵からふ化して冬の間は海で過ごし、春には川に遡上する。いい海がないと育たない魚」という説明や「長良川の漁場を守るため、稚アユの放流や森を育てるための植樹を行っていて、山を育てることは川や海を育てることにつながる。生態系の中の“水の連続”を考えると山や川を豊かに保つことが海にとっては大切なこと」などといった話があり、参加した親子は海への理解を深めました。

参加児童や保護者の声(アンケートより)

⼩学6年⽣⼥⼦
「教えてもらった魚のさばき方を家でも役立てたい」
⼩学5年⽣女⼦
「家に帰ったら自分で釣った魚をさばきたい」
小学6年生女子
「山、川、海はアユにも関係しているので、ゴミを捨てないよう気をつけたい」
⼩学6年⽣⼥⼦保護者
「苦戦しながらも魚をさばく子どもの姿、できたときの笑顔がよかった」
中学1年生男子保護者
「魚をさばくことに対して怖さがなくなったと思う」
⼩学4年⽣男⼦保護者
「山、川、海、そして人間、すべてつながっている。すぐ出来る身近なことから自然を大切にしたい」




イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

 

参加人数:20人