約21万食分の使い捨て食器をリユース食器に! 京の夏の風物詩「祇園祭ごみゼロ大作戦2022」を開催しました!
「CHANGE FOR THE BLUE in 京都実行委員会」は、祇園祭ごみゼロ大作戦実行委員会と連携して「祇園祭ごみゼロ大作戦」を開催いたしました。
2022.08.17
「CHANGE FOR THE BLUE in 京都実行委員会」は、祇園祭ごみゼロ大作戦実行委員会と連携して「祇園祭ごみゼロ大作戦」を開催いたしました。
7月17日は、京都を代表する祭の一つ祇園祭の前祭・山鉾巡行が3年振りに行われました。このことから、宵々山(7/15)、山(7/16)では3年振りに夜店が立ち並び、宵々山にはおよそ25万人、宵山にはおよそ30万人の来場者があったことから当初は廃棄物の処理が心配されていました。そこで祇園祭ごみゼロ大作戦実行委員会は、2014年から行っている、夜店や屋台と協力して約21万食分の使い捨て食器をリユース食器に切り替える活動を今年も実施。祭のエリア内に複数のエコステーションを設置し、およそ2,200人のボランティアスタッフと共に、リユース食器の回収、ごみの分別収集を行いしました。
この取り組みは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
活動内容
祇園祭 前祭 宵々山・宵山での放置ごみの削減活動
実施期間
2022年7月15日(金)~16日(土)
実施場所
祇園祭山鉾町一帯(京都市内四条烏丸周辺)
参加人数
ボランティアスタッフ およそ2,200人(集計前情報)
協力団体
一般社団法人 祇園祭ごみゼロ大作戦
ごみの減量化と資源化への挑戦
祇園祭ごみゼロ大作戦に参加したボランティアスタッフは、およそ2,200名に上ります。祇園祭の山鉾が立ち並ぶエリア一帯に、エコステーションの設置。ごみの分別作業等を行い、リユース食器の回収やごみの収集を行うことで放置ごみの削減に取り組んでいます。また近年では、給水スポットを設置してマイボトル(水筒)の利用も呼び掛けています。
リュック型ごみ拾い箱「Blue Box」を使ったエリア清掃を実施
「どこでも気軽にごみ拾いができるアイテムを作りたい!」という想いで考案されたのが、リュック型ごみ拾い箱「Blue Box(ブルーボックス)」です。2021年にCHANGE FOR THE BLUE in 京都実行委員会と株式会社OneTasteと株式会社 DESIGN WORKS ANCIENTのデザイン・製作で完成しました。祇園祭の宵々山、宵山の期間中、祇園祭ごみゼロ大作戦のボランティアスタッフは、この「Blue Box」を使用して祭のエリア一帯でごみ拾いを行いました。活動中は一方的にごみを回収するだけでなく来場者の方から捨てに来てくれる姿もたくさん見られました。「BlueBox」を通して、祇園祭から海洋ごみ削減を呼びかけました。
KBS京都祇園祭パークでエコステーションを設置
綾傘鉾がある綾小路通室町通の南東角では「KBS京都祇園祭パーク」を開設し、KBS京都ラジオの公開生放送やイベントを実施。会場内にごみを分別するエコステーションを設置し、ごみ分別の呼び掛けや、街のごみを減らす事が海洋ごみ削減につながる事などを呼び掛けたほか、会場周辺の清掃活動も行いました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:2,200人