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海のお仕事プロジェクト こどもわーく 【とっとり賀露かにっこ館・カニが主役の水族館でお仕事をしよう!】 を開催しました!

一般社団法人地域みらい創造センターは、とっとり賀露かにっこ館などと共に、小学生を対象としたお仕事体験を9月23日に開催いたしました。

2022.10.06

一般社団法人地域みらい創造センター

一般社団法人地域みらい創造センターは、とっとり賀露かにっこ館などと共に、小学生を対象としたお仕事体験を開催いたしました。今回のプログラムでは、カニや魚などの飼育業務を通して、子どもたちに生き物を飼育することの難しさや命の尊さを学んでもらうとともに、その特徴や生態を学ぶことで海の環境を守る心を育んでほしいと実施しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

「海のお仕事体験 プロジェクト こどもわーく」
とっとり賀露かにっこ館・カニが主役の水族館でお仕事をしよう!
日程
2022年9月23日(金)13:00~16:10
開催場所
とっとり賀露かにっこ館(鳥取市賀露町西)
参加人数
5人(小学1~2年生)
主催
とっとり賀露かにっこ館
主管
一般社団法人地域みらい創造センター
協力
海と日本プロジェクトinとっとり実行委員会・日本海テレビジョン放送株式会社

水族館の飼育員のお仕事を知る!

とっとり賀露かにっこ館は、その名の通り「カニが主役」の水族館です。この日は3連休初日とあって大勢の来館者で賑わう中、鳥取市内から集まった5人の小学生の入社式が行われました。5人は、かにっこ館のスタッフからお仕事体験の内容について説明を受けたあと、名刺と名札をもらい初めてのお仕事体験へ期待を高めていました。

魚やカニなどの飼育を体験!

まず、子どもたちはカニや魚の飼育体験に臨みました。カニや魚が食べ残したエサ(オキアミ)を集めて水槽を清掃した後は、エサ作りに挑戦です。梨やイカ、アジなどを包丁を使って食べやすいサイズにカットしていきます。料理経験がほとんどない子どもたち。慣れない手つきながらも、アジの内臓を丁寧に取り出し、カニや魚が食べやすいサイズに切り分け、準備を整えました。

続いて、バックヤードで飼育する「アカテガニ」のエサやりを全員で練習です。子どもたちは指導を担当したかにっこ館の尾﨑さんから「アカテガニは脱皮をする直前はエサを食べない。」「普段は川に住んでいるけど、産卵する際は海へと何カ月もかけて移動する。」など生態について学びます。また、給餌の際には「エサをどれだけ食べたかなどを注意して見て健康状態をチェックすることが重要」と指導を受けながらエサやりの練習に励みました。

ドキドキしながらカニにエサやり!

いよいよお客さんがいる前でエサやりに挑戦です。ハリセンボンなどの魚や、イセエビにノコギリガザミ、毛ガニなどかにっこ館ならではの生き物を担当しました。「イセエビはバラのようなトゲが触覚にある。」「ノコギリガザミは乾電池を握りつぶすほど挟む力が強い。」と、生き物の特徴やエサをやる際に注意するポイントを学びます。そして…はじめは恐る恐るエサをあげていた子どもたちですが何度も挑戦することでみるみる上達し、カニがはさみで掴みやすいところにエサを置くなどエサやりのコツをつかんでいました。実際にカニがエサを食べると「食べた!食べた!」と大盛り上がりでした。

トラザメの卵でハーバリウムを制作

来館者を対象に、様々な体験イベントを実施しているかにっこ館。続いての子どもたちの仕事は、体験イベント用にハーバリウムの試作品づくりです。ハーバリウムに使うのは、なんと小型のサメ・トラザメの卵です。サメの中でもトラザメは卵を産むという生態を学んだあと、ジェルボールとトラザメの卵でキレイなハーバリウムを制作していました。2班に分かれて試作に挑戦した子どもたちは、作り方をお互い教えあいながら、一緒になってハーバリウムを完成させていました。

参加した子ども・保護者からの声

最後は給料としてかにっこ館のお買物券を受け取り、半日をともに過ごした仕事仲間と名刺交換をしていました。参加した児童からは「エサやりが難しかった。魚の事をいろいろと知れてよかったです。」といった声や「イセエビやノコギリガザミは怖そうな生き物だと思いました。」といった声が聞かれました。また、保護者からは「普段体験できないお仕事体験が出来て貴重な経験となりました。子どもがとても楽しそうな顔をしていました。」といった声や「魚を触ることが出来なかったのに、お仕事体験を通じて触れることが出来るようになっていて驚きました。」と、子どもたちの成長を実感したという声も聞かれました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:5人