海ノ民話のまち 山梨県富士川町の海ノ民話アニメーション 「まりつき唄」が完成! 上映会と学習会を開催しました
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年3月1日(金)山梨県富士川町にて富士川町を舞台に制作したアニメーション「まりつき唄」の上映会と学習会を開催いたしました。
2024.03.07
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年3月1日(金)山梨県富士川町にて富士川町を舞台に制作したアニメーション「まりつき唄」の上映会と学習会を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
イベント概要
名称 |
海ノ民話アニメーション「まりつき唄」上映会 |
主催 |
一般社団法人日本昔ばなし協会 |
共催 |
日本財団 海と日本プロジェクト |
日時 |
2024年3月1日(金)16:30~17:15 |
会場 |
富士川町 富士川児童センター |
参加者 |
増穂南小学校に通う小学生約40名 |
実施概要 |
■講師 ■上映会 ■学習会 |
当日レポート(上映会)
事務局より富士川町教育委員会の職員5人、山梨放送から2人、海ノ民話のまちプロジェクト事務局より柴田英知さんの8人が参加。増穂南小学校の児童約40人を前に海と川のかかわり、かつて海と内陸部を結んでいた富士川舟運の歴史を紹介した後、アニメ「まりつき唄」を鑑賞してもらった。
子どもたちからは「悲しいお話だったけど、海と私たちの暮らしがつながっていることがよくわかった」、「本当にあった話だっただけに昔の人の苦労が分かった」といった声が寄せられ、確かな手ごたえを感じることができた。今後、学校の授業などでの積極的な活用が期待されている。
当日レポート(学習会)
子どもたちは故郷である富士川町がかつて山梨県の西の玄関口として栄えたことや富士川の川面に海産物や塩を積んだ舟が行き来していたことを学んだほか、現在は高速道路や鉄道がその役割を果たしていることを学んだ。また海ノ民話のまちプロジェクトの柴田英知さんの講演では蛇行する川がかつて度々氾濫をおこしていたことや海と川に生き物がいることなどについて映像を鑑賞しながら楽しく学ぶことができた。
参加者の声
「自分の住んでいるまちにこんな悲しい話があったことを知らなかった。生活のためには塩や海産物が不可欠だけど、昔の人は大変だったんだなと思った」(小6・女子)
「住んでいる町が海につながっているんだってことが良く分かった。もっと町の歴史を知りたいと思った」(小6男子)
今回の作品(海ノ民話アニメーション)の視聴URL
タイトル「まりつき唄」
https://uminominwa.jp/animation/54/
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:40人