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由比の現役漁師さん直伝!目の前で水揚げされた「しずまえ鮮魚」をさばく「日本さばける塾 in 静岡」を開催しました!

一般社団法人海のごちそう推進機構と一般社団法人静岡UPは、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 静岡」を10月14日(土)に開催いたしました。

2023.10.20

一般社団法人海のごちそう推進機構と一般社団法人静岡UP(所在地:静岡市駿河区)は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 静岡」を10月14日(土)に開催し、10組20名の親子(静岡県在住の小学5・6年生とその保護者)が参加しました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
①遊漁船に乗って定置網漁を見学
②魚市場で水揚げや競りを見学
③しずまえ振興協議会 海の学び『しずまえ鮮魚について』
④さばける講師(現役漁師さん)によるデモンストレーション
⑤さばき体験(当日水揚げされた鮮魚)、さばいた魚で海鮮丼を作り試食
日程
2023年10月14日(土)5:00~12:00
開催場所
由比漁港及び由比港漁業協同組合
参加人数
20名(内訳小学生5・6年生10名とその保護者10名)
講師
魚さばき講師 株式会社倉沢漁業(定置網漁師) 望月保志氏
海の学び講師 しずまえ振興協議会 由比・蒲原地区部会 部会長 山崎伴子氏
主催
一般社団法人 海のごちそう推進機構、一般社団法人静岡UP
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力団体
由比港漁業協同組合/株式会社倉沢漁業/しずまえ振興協議会/静岡市 経済局 農林水産部 水産漁港課/エフエムしみず

目の前で水揚げされたばかりの「しずまえ鮮魚」を由比の現役漁師さんとさばきました!

駿河湾を望む由比港漁業協同組合の調理室を借り、子供の頃から親しんだ日本一深い海・駿河湾で獲れた魚をこれからも大事にしていきたいと熱い想いを語る由比の現役漁師・望月保志さんと漁師仲間や漁業組合関係者の皆さんをさばける講師にむかえ、魚さばき体験を実施しました。

今回イベントに参加してくださった方のほとんどが魚をさばくのは初めてということで、まずは、望月さんによるデモンストレーションで魚をさばく行程やきれいにさばくコツを教わりました。

学んだポイントを思い返しながら一人ひとり、アジをメインにさばき、中にはカンパチやタイに挑んだ参加者もいました。初めは苦戦している様子でしたが、皆さん夢中になって包丁を動かし、全員が魚をきれいにさばくことが出来ました。

海と共に生きる漁師さんの仕事を見学 & しずまえ鮮魚の魅力を学びました!

さばき体験を行う前には、自分たちが普段何気なく食べている魚はどのように捕獲されているのか?という疑問に対して、遊漁船に乗って、目の前で行われる定置網漁の様子を見学しました。

子供たちからは、「実際の定置網漁はすごい迫力があった」「漁師さんが毎日大変な思いをして魚を捕ってくれていることを知った」などの声があがり、定置網漁の見学を通して漁師さんの日ごろの苦労を知り、魚を食べれる幸せを感じている様子でした。

続いて、漁で獲られた魚が、船から陸に水揚げされ、魚市場に並び、競りによって仲買さんなどに買われ、スーパーや飲食店などに運ばれていく魚の一連の流通過程や、しずまえ振興協議会の方から、静岡市では駿河湾で獲れた魚を「しずまえ鮮魚」と命名し、地元の大切な資源としてPRを行っていることを学びました。静岡の海には、魅力的な魚がたくさんいること、静岡市の海と魚に対する様々な取り組みを知って、地元の海に対する想いを醸成しました。

参加した子ども・保護者からの声(アンケートより)

●⼩学6年⽣⼥⼦「漁師さんが毎日漁に出られるわけじゃなく、潮の流れによっては網を引けないこともあるそうで大変な思いをして魚を捕ってくれていることを知りました。初めてさばく事をしました、魚の内蔵を出すのが気持ち悪かったです、皮をむくのが気持ちよかったです、味は最高でした。」

●⼩学5年⽣男⼦「捌き方は元から知っていたけど詳しいポイントは知りませんでした。このイベントを通して上手くなったのでよかったです。海や環境問題へのことも詳しく話してくれて世界ではそんなことが起きてるのだと思いました。」

●⼩学5年⽣⼥⼦保護者「普段見られない魚をとれる所を船に乗せて見て、魚のさばき方を教えてもらい本当に良かったです」

●⼩学6年⽣男⼦保護者「漁師さんたちも海の環境を考えて漁をする位置を決めたり、未来を守っている努力、生命を頂くことの大切さを改めて感じました」

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:20人