釘のない海の家~海と日本PROJECT~
2019.02.06
釘のない海の家は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。釘が浜からなくなることを目的とし、ワークショップ形式で「釘のない海の家」を作りました。
海の家の建設・解体時に使用された釘が砂浜に大量に放置され、危険なビーチとなっている事を改善したいという願いから、昨年、日本で初めて、片瀬東浜海水浴場の砂浜に「釘のない海の家」を建設しました。
今年は昨年よりもさらにパワーアップして、引き続き、みんなが裸足で安心して砂浜を歩ける様に、砂浜をより「安心」「安全」な場所とする為に、釘を一本も使用しない海の家の工夫があらゆる浜で実施され、釘が浜からなくなることを目的としています。
日程
2018年6月3日(日)、6月9日(土)、6月23日(土)
※海の家公開(7月1日~8月31日)
開催場所
江の島片瀬東浜
参加人数
ワークショップ合計 116名
主催
NPO法人 海さくら
天幕に絵を描こうワークショップ
昨年、東京オリンピックのロゴをデザインしたアーティストの「野老朝雄(ところあさお)」さんに天幕のデザインをお願いし、子供達に色を塗ってもらい大きな魚のデザインを描きました。
今年も昨年に引き続き、6月3日(日)に同じ天幕に魚のデザインを追加して描いてもらうワークショップを開催し、新たに5匹の鮮やかな魚の絵が増えました。多くの皆様の多大なる協力のもと、今年も素敵な天幕が出来ました。
そして、天幕に描かれた海の生物と同じ様に、少しずつでもいいので海をキレイにしようという気持ちがもっともっと広がっていく事を願っております。
アーチをつくろうワークショップ
6月9日(土)に行われた「釘のない海の家」のワークショップ第二弾はアーチを作ろうワークショップです。今年も、みんなでトントンしながらアーチの壁の部分を作りました。安全面も考え、施工会社(ハセマンカスタムホームズ)さんなどの専門家にご協力頂き、無事にアーチを作り上げることができ、最後に6月3日(日)のワークショップで完成した天幕を掛けました。
自分達で作ることによって、こんな大きな建物が協力すれば自分の力で作れるんだ!!ということを知り、みんなで協力することの大切さや楽しさを感じました。
小屋を作ろうワークショップ
「釘のない海の家」のワークショップ第三弾は、6月23日(土)に小屋を作ろうワークショップを実施し、今年の「釘のない海の家」は完成しました。完成するまでには、6月3日に「天幕に絵を描こう」、6月9日「アーチを作ろう」と2つのワークショップを実施しみんなで協力し作り上げました。
今年も「釘のない海の家」を多くの方達と一緒に作ることによって、この「釘のない海の家」を通じて、海(自然)についてもっと身近に感じ、考えてもらえるキッカケとなり、海がキレイになればと願いを込めました。
3回のワークショップによってみんなで作り上げた「釘のない海の家」が今年の夏も安心・安全な片瀬東浜海水浴場を見守る拠点となりました。たくさんの方が足を運んで頂ける浜を目指し、また、「海のごみの約7~8割は川・街を通じて海にやってくる」という現状や海洋ごみの深刻さを伝えていきます。
参加者の声
・海が魚が拡がっていく姿を想像出来て楽しかったです!
・来年もお絵かきしたいです!
・普段木槌を使う事が無かったので、このイベントに参加出来て海の家を組み立てるという貴重な体験が出来て楽しかったです。
・みんなで協力して出来た小屋が形になっていく事を身近で見れて良かったです。
メディア掲出
【テレビ】
7/02 テレビ神奈川「猫のひたいほどワイド」
【新聞】
6/06 毎日新聞地方版
6/10 神奈川新聞
6/24 東京新聞
7/01 読売新聞川崎版
7/01 読売新聞湘南版
7/26 日刊木材新聞
【ラジオ】
7/26 TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」
【WEB】
6/06 毎日新聞HP
6/10 YAHOOニュース
6/10 カナロコ
6/24 東京新聞HP
【他】
6/30 リビング湘南
<チラシ>
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています