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志賀島自由大学シアター作品公演「冬至にうたう『阿知女作法』〜ISOLA2018〜」~海と日本プロジェクト~

2019.01.09

志賀島自由大学シアター作品公演「冬至にうたう『阿知女作法』〜ISOLA2018〜」は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。宮中に伝わる御神楽のうち、志賀島を舞台にしたと伝えられている「阿知女作法」と「千歳」の公演を行いました。

シアター公演では、志賀島を舞台にしたと伝えられている「阿知女作法」と「千歳」の神楽歌2曲にくわえ、作曲家の藤枝守による新作も交え、志賀島が辿ってきた深遠な歴史を感じさせる新たな世界観の描出を行うことにより、参加者に五感で海のリアリティを感じていただくことを目的としています。

日程
2018年12月22日(土)17:00~19:00

開催場所
九州大学大橋キャンパス多次元デザイン実験棟ホール(福岡市南区塩原4-9-1)

参加人数
108名

主催
九州大学ソーシャルアートラボ

志賀島を舞台にしたと伝えられている「阿知女作法」と「千歳」の公演!
会場となった九州大学内のホールのフロアには、葉脈のように絡み合う志賀島の等高線の地図が映し出されました。そこに志賀島の海の潮の干満の光景が重ねられ、舞台が仮想の志賀島に変幻。時間の経過とともに磯が現れては海水に隠れていく様子がアーティスティックに再現された、不思議な空間となりました。さらに舞台および客席を囲むように置かれた6台のスピーカーからは波の音が絶えず流れ、潮の干満がホール全体に共鳴。舞台には、竪琴、石笛、笙の奏者と歌い手が登場し、「阿知女作法」や「千歳法」という志賀島にゆかりある神楽歌が唱えられ、さらに「月読」や「藻塩」などの「植物文様琴歌集」が織り込まれていきました。

参加者の声
・声がすみきっていて心地よかったです。照明も音もすべてが水の清らかさを感じられるもので、心が浄化された感じがしました。
・神、風、波、鳥の声。自然と海のアートでした。素直に楽しかったです。
・とても荘厳な時空間でした。いのちの息吹と宇宙のつながりを感じました。あらためて、海(アマ)=天(アマ)、母なる海を感じました。
・朝でも昼でもない、天空みたいなところで神様が遊んでいるようで、幸福な時でした。
・海、波の音が大変美しかったです。声、ハープ、笙、すばらしかったです。
・精神の鎮静のひとときでした。日本人古来の文字以前の響き、波の音、映像とても美しかったです。
・阿知女作法のワークショップに参加して、実際に声を出した経験が今日につながりました。時代をはるかこえて志賀島と海を想う印象深いプロジェクトでした。
・神楽と芸術が合わさった、神聖で静かな時間でした。トークも伺えて、奥行きがわかり、知識にもなりました。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています