出張授業「<子どもと海のSDGs>SDGsってなんだろう 愛知県豊橋市立大崎小学校 ~海と日本PROJECT~」
「海」を切り口にSDGsを楽しく学ぶ出張授業を、応募いただいた愛知県豊橋市立大崎小学校の4年生と6年生の児童を対象に開催。ワークショップと事例紹介を通じて、SDGsの14番目の目標「海の豊かさをまもろう」に向けた持続可能な社会づくり、SDGsの考え方についての理解促進を図りました。 講師役は、日本ESD学会副会長の手島利夫氏、海洋管理協議会(MSC)のプログラムディレクター・石井幸造氏が務め、子どもたちからは活発な意見が出されました。
2019.10.23
「海」を切り口にSDGsを楽しく学ぶ出張授業を豊橋市立大崎小学校で開催。ワークショップと事例紹介を通じてSDGsの考え方を学んでもらいました。
「海」を切り口にSDGsを楽しく学んでもらう出張授業を、応募いただいた小学校で開催。SDGsの14番目の目標「海の豊かさをまもろう」を通じて、持続可能な社会づくりに必要な知識、考え方、能力を育成するプログラムを、児童や先生に提供。ワークショップと事例紹介を通じてSDGsの考え方を理解してもらいます。
日 程
2019年9月11日(水)10:40~12:20
開催場所
愛知県 豊橋市立大崎小学校
参加人数
4,6年生57人
主 催
こども海の学習プログラム普及プロジェクト実行委員会
協 力
朝日小学生新聞、日本ESD学会
水産資源を守るために解決すべき問題を考えてSDGsを学ぶ
本年度より豊橋市の研究委嘱を受けESDを進めていくことになった、豊橋市立大崎小学校の4年生、6年生の児童を対象に出張授業を実施しました。
講師を務めるのは日本ESD学会副会長の手島利夫氏。東京の小学校の校長を歴任し、現在は学校教育の現場でESD・SDGsの普及に努めています。
授業は、縄文時代にさかのぼり克服してきた事柄を紹介し、現代で取り組まなくてはならない問題などを児童に考えてもらうワークショップ形式です。児童同士で相談できるので、会場は大変にぎやか。一人ひとりが付箋紙に「今の問題」を書き込み、それがSDGsの17個の目標の何番に当てはまるのかを考えてボードに貼っていきます。海ごみの問題についてもたくさんの付箋が貼り出されました。また子どもたち一人ひとりが克服ストーリーを考えて意見を出し合い、みんなで共有しました。
授業の後半は、海洋管理協議会(MSC)のプログラムディレクター、石井幸造氏が登場。「みなさんの好きな魚は何ですか?」という呼びかけに、児童たちは口々に魚の名前を挙げました。そして、太平洋クロマグロの資源量が昔に比べて大きく減っていることを知ると、魚を減らさないためにどんな決まりをつくったらいいか、手を挙げて口々に意見を発表しました。石井さんからはルールを守ってとられた魚の目印となる「海のエコラベル」の紹介もありました。
メディア掲出
2019.10.18 朝日小学生新聞
https://www.asagaku.com/2019/sdgs/index.html
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:57人