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レクチャー1「水産学者が読み解く記紀神話〜和邇・鰐の正体〜」~海と日本プロジェクト~

2018.09.21

レクチャー1「水産学者が読み解く記紀神話〜和邇・鰐の正体〜」は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。福岡の志賀島にある志賀海神社で、海と日本人との関わりについて、水産学者の視点で講義を行いました。

古来から日本人が海の氾濫や海の生物と、どのように対峙してきたのか、私たちの生活に海がどのような関わりを持ってきたのかを、水産学者ならではの視点で、歴史学的な視点とは別の角度から解釈することを目的としています。

日程
2018年8月25日(土)13:00~15:00

開催場所
志賀海神社(福岡市東区志賀島877)

参加人数
52名

主催
九州大学ソーシャルアートラボ

志賀島で水産学者による古代史レクチャー
「志賀島自由大学」の第一回目のレクチャーは、三重大学名誉教授の宮崎照雄先生が講師を務められました。宮崎先生は、現役時代は魚の病気の研究を専門にしていらっしゃいましたが、退官後に、理系の学者の観点から日本の古代史を研究されています。

今回は、「水産学者が読み解く記紀神話〜和邇・鰐の正体〜」というタイトルで約2時間お話ししていただきました。宮崎先生の研究によると、昔は大型の流線型のものをワニと呼んでいたそう。つまり、記紀神話に出てくるワニは木造の大型船なのだという、興味ぶかい解釈を聞かせてくださいました。

参加者の声
・神話と生物のつながり、海洋生物学者の知識とした日本神話の解釈を知ることができました。
・身近にある海の歴史を改めて知ることができました。これまでは遺物をもとに歴史を探っていたが、生物目線というのが新鮮でした。
・神話がどこの場所を描かれたことであるか、出雲の話、龍の話、おもしろかったです。
・知らないことばかりで、もっと学びたいと感じました。
・科学的な古代史はハッとさせられました。
・海や森の大切さを感じました。
・古代の説話をあらためて考える機会となりました。また生物学的な観点から見るのは興味深かったです。
・神話を様々な観点からみることができて面白かったです。

メディア掲出
8/26 西日本新聞朝刊

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています