日本遺産の港と海をつなぐ海洋教育ネットワーク事業 in 島根2 〜海と日本PROJECT〜
島根県では、2019年7月と9月に実施したフィールドワーク、マリンワークを振り返り、全国の小学生の取り組みについても学びました。
2020.04.01
全国16エリアの小学校の海洋教育授業で、「海がもたらした観光資源」「海が育んだ食」「海の知恵・技術」についての学びを促します。そして、海と生きる国としての誇りと海を尊ぶ意識を醸成し、地域に向けて発信してもらいます。
北前船の往来に端を発した「みなと浜田」の海運業の発展に目を向け、「モノの輸送における海の重要性」を考え、現在も港町として栄える浜田市の人々の生活と海の関わりについて学んでもらいます。
自分たちの活動を振り返り、全国の小学生の取り組みも知って、地元の海を守るために今後何すべきかを明確にするのがねらいです。
日程
2020年2月12日(水)
開催場所
松原小学校
参加人数
19人(松原小学校5年生)
主催
一般社団法人北前船交流拡大機構
協力
浜田市、浜田市教育委員会
海洋教育授業「海の学校」 を振り返る
2019年7月、9月に行った海洋授業では、山から外ノ浦を眺めるフィールドワークと、海から外ノ浦を眺めるマリンワークを行いました。これらを通じて学んだことを振り返り、また全国の小学生の取り組みを見て感じたことや気付きを共有しました。
子どもたちは北前船の往来に端を発した「みなと浜田」の海運業の発展に目を向け、外ノ浦を海から見て「モノの輸送における海の重要性」を考えました。また、浜田市は今も港町として栄えており、地元の人々の生活と海は今も密接に関わっていることも学びました。
そして、日本遺産にもなっている地元の海を守るために、今後自分は何ができるのか(何をしたいのか)を一言でまとめて発表しました。
参加者の声
・全国の小学生の取り組みを知り、北前船があったおかげで地元経済だけでなく日本全体の経済を支えていることを知りました。北前船が動くためには「海」が必要で、海の存在がとても大切なことだとわかりました。
・海を守っていくためにごみを出さないことを心がけ、ごみ拾い活動もしていきたいです。
・自然を守るために自分のできる限りのことをしたいと思います。
・北前船がもたらした歴史や文化を後輩にも伝えていきたいです。
配布資料
2019「海の学校」ワークショップの成果 冊子
メディア掲出
3月5日山陰中央テレビ「ひるまえ えいっとくんハウス」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:19人