ヨットを造る!運航するお仕事をしよう!@茨城県 〜海と日本PROJECT〜
子どもたちが「海のお仕事」で仕事の流れをリアルに体験するイベントを開催。仕事の依頼を受けるところから始まり、計画を立て、研修を行い、実際に仕事をして、依頼を達成します。その後、レポートを作成・報告し、報酬としてイベント専用のお金をいただくまでを体験しました。
2019.12.03
海のお仕事プログラムは、お仕事の依頼を受けるところから始まり、報酬として“イベント専用のお金”をいただくまでをリアルに体験するプログラムです。海の仕事の裏側を体験し、子どもたちに海への関心を高めてもらうきっかけにしてもらいました。
子どもたちは、プログラムを通して今まで触れることのなかったお仕事の裏側を体験します。また、海に携わる人たちから海を取り巻く現環境を学び、日常における海への意識や環境に対する行動変化を持つことが目的です。さらに、実施したプログラムを海のお仕事図鑑(https://iko-yo.net/partners/uminohi_oshigoto)としてまとめ、より多くの方に、私たちの日常に密接に関わる海のお仕事を知ってもらい、海に関心を持つきっかけをつくります。
日程
2019年9月15日(日)
開催場所
旧大貫小学校(茨城県東茨城郡大洗町大貫町659
参加人数
14人 (子ども:7人、保護者:7人)
主催
企画:海のお仕事図鑑プロジェクト実行委員会
主催:特定非営利活動法人大洗海の大学
ヨットを造る!運航するお仕事を体験
9月15日(日)、お仕事プログラムの第11弾「ヨットを造る!運航するお仕事をしよう!@茨城県」を茨城県・大洗の旧大貫小学校にて開催しました。
今回、子どもたちに与えられたミッションは、海ごみを回収するためのヨットを造ること。子どもたちが行ったのは、ヨット床面のFRP樹脂塗装、船上でのセイル上げ業務などです。
お仕事体験を通じて、海のごみ問題やプラスチックごみを減らす方法などを学びながら、さまざまな業務にチャレンジしました。
お仕事の最後には、子どもたちが実施したお仕事の報告書を作成し提出。ヨットのキャプテンより、報酬としてイベント専用のお金を受け取り、一気通貫でお仕事の流れを経験しました。
海についてさまざまな角度から考えるきっかけを得た貴重な1日
今回の体験を通じて、子どもたちは「ごみ問題を解決するために、ヨットのお仕事をしているのはすごいなと思った」など、たくさんの気づきを得ることができました。
海について、さまざまな角度から考えるきっかけを作ることができた、貴重な1日となったようです。
このイベントは後日、11月10日(日)には「海のお仕事 こども会議」を開催し、体験したお仕事紹介や子どもたちの報告書の展示、参加した子どもたちの表彰を行いました。
これからも今回の体験を通して得た海への関心が継続されることを目指します。
参加者の声
<子ども>
・ごみ問題を解決するためにヨットのお仕事をしているのはすごいなと思いました。
・ヨットが動く仕組みを初めて知りました。
・30秒もヨットが傾いて心配になったけど、そのあと元に戻ったので、ヨットは頑丈だなと思いました。
<保護者>
・海なし県に住んでいるので、海の大きさを感じ、においなどで5感を刺激することができ、子どもたちにプラスになる経験になったと期待したいです。また、一日楽しそうにしているのを見て、親としても参加できて良かったです。ありがとうございました。
配布資料
・名刺
・報酬(イベント専用のお金)
・ノート
・お仕事体験後レポート
・海のお仕事 こども会議案内
・海の生き物シール
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:14人