Virtual Ocean Project 期間展示 in 横浜・八景島シーパラダイス 〜海と日本PROJECT〜
最新のIT技術と水中ドローンを用いて、新しい海洋VRコンテンツを世界に発信する「Virtual Ocean Project 」の期間展示を、横浜・八景島シーパラダイスで開催しました。
2020.01.28
水中ドローンの360度リアルタイム映像とVR技術を組み合わせ、まるで水中を泳いでいるかのような体験ができる世界初のシステムを使い、新しい海洋VRコンテンツを世界に発信。海体験をしてもらうほか、海洋問題についても考える機会を提供します。
水中ドローンの360度リアルタイム映像とVR技術を組み合わせた世界初のシステムは重度障害者や高齢者を含む多くの方が利用可能なので、海体験の提供とともに、海洋問題について広く周知啓発することを目的としています。
日程
2019年11月29日(金)〜 12月8日(日) 11:00〜16:45
開催場所
横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県横浜市金沢区八景島)
参加人数
1257人
主催
バーチャルオーシャン製作委員会
協力
横浜・八景島シーパラダイス、Zenbot株式会社、バルス株式会社
潜水式でスタート!
水中ドローンを水槽に沈める潜水式には、横浜・八景島シーパラダイス総支配人の鈴木康生さん、日本ALS協会神奈川県支部役員の松山博さん、株式会社ハロー取締役の赤津慧さん、Virtual YouTuber の天輝おこめさんが参加しました。また、松山博さんには視線制御によるドローン操縦を体験していただきました。
水中ドローンを水槽に沈めた後、障害者や高齢者をはじめとする一般来場者に体験していただきました。
VRゴーグルを装着し、海中遊泳を体験!
参加者はVRゴーグルを装着し、体験スタート。自分で操作する水中ドローンのリアルタイム映像がVR空間に投影されるため、まるでドローンに乗り込み、水族館の水槽の中で海中遊泳しているような感覚になります。
八景島では二人乗りのコックピットにバージョンアップし、同時に二人の方に体験してもらえるようになりました。
一般公開日には、ファミリー層を中心に多くのお客様が体験されました。水中ドローンの操作や映像を楽しんでもらいつつ、海洋問題についても理解を深めていただくことができました。
また、院内学級と連携した遠隔操作による体験授業や、ALS患者の方を招いた体験会等、海洋体験困難者の方にも体験いただく機会を設けました。
バーチャル展示員も活躍!
Virtual Ocean Projectのオリジナル3Dキャラクター、イルカのブッチくんがバーチャル展示員として活躍。体験者や来場者とリアルタイムで会話するなど、お客さんを楽しませながら、体験や学習のサポートを行いました。
また、ドローン操作の前に海洋プラスチックごみや海洋の生態系変化等の海洋問題を学べる動画をブッチくんと一緒に視聴してもらい、海洋問題の周知啓発を行いました。
体験後にはフォトパネルを使用した記念撮影を行い、SNSへの投稿を促しました。
参加者の声
・未来のために海を大切にし、ともに生きていくことを考えていかなければならない。
・ごみをちゃんと分別して捨てようと思いました。
・自然(海)を汚さないように大切にしようと思いました。
・ドローンの操縦が楽しかったです。
・人間が陸で出したごみが海に出ている現実をちゃんと考えなくてはならないと思います。
・泳ぐことができない人でも海の中を体験できるのが良いと思いました。
・イワシの大群にドローンで突入できて凄かったです。
・もう少し長い時間乗りたいと思いました。
・最新の技術で泳いでいるみたいでした。
・子どもの興味につながって良かったと思います。
メディア掲出
【新聞】
朝日新聞、神奈川新聞
【その他】
タウンニュース
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:1,257人