「海と日本PROJECT　全国一斉ウニの発生体験」は、お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所から全国の小中高等学校に海洋教育のための生の素材の教材提供事業と、一般向けの海の体験イベントとを融合させたイベントです。
全国各地の学校と一般のご家庭やサークルなどにウニの受精実験教材を一斉発送し、利用者同士をオンラインで繋いで一体感を持ちながら海を学んでもらいます。夏、秋、冬、それぞれの時期に繁殖期を迎えるウニを用いて、年3回の開催を予定しています。「全国一斉ウニの発生体験　2022年度冬」は2022年度最後のウニイベントで、使用するウニは「バフンウニ」です。一般枠の利用者向けには簡単な実験器具も一緒に送り、教材を受け取った直後にオンライン相談会で簡単な研修を行い、初めての方でも失敗なく取り組んでもらえるように工夫しています。希望者は受精実験の後に幼生飼育にも挑戦できます（飼育には別教材が必要です）。幼生飼育も一段落した3月中旬に全日程合同のオンライン報告会を開催します。この会では学校枠で参加する教員や部活動の生徒と、一般枠で参加する親子や市民サークルなどの参加者が一同に会して学んだことを共有します。春休みには「海を表現」した作品をオンライン上で展示し、相互投票でグランプリを決定する「表現作品コンテスト」も開催します。グランプリ投票以外に「綺麗な写真撮ったで賞」などの特別賞を贈り合うことで参加者同士の交流も行うイベントです。これらの各オンラインイベントの詳細は参加者（教材を申し込んだ方）に追って連絡いたします。
学校枠での利用については2023年1月25日着（日程1）、2月1日着（日程2）、2月8日着（日程3）、合わせて100校を定員として募集します。一般枠は2月15日着（日程4）で約20件を募集します。ご不明な点などありましたらお気軽にお問い合わせください。

送付する教材の紹介
未受精卵と精子：発生の実験材料として、成体のウニではなく、卵と精子を宅配便にて送付します。経験の無い方でも簡単に実験を行うことができます。観察に必要な顕微鏡は各自で用意してください。
植物プランクトンと動物プランクトン：実験で発生させた幼生を、初期プルテウス以降も継続して育てる場合には餌と飼育設備が必要です。こちらの教材はウニ幼生を飼育するための装置の貸与とケイソウ培養のための試薬類の提供とがセットになっています。餌となるケイソウも自分たちで培養しながらウニ幼生を飼育することは海の生態系の一部を再現することとなり、より深く海が学べます。幼生飼育を考えている方は、卵精子を申し込む時点でこちらも合わせて申し込んでください。

申込方法について
以下のいずれかのページから申込書の書式をダウンロード、記入し、wangan@cc.ocha.ac.jp宛にメール添付で送ってください。イベントの案内や教材のマニュアルなどのpdfデータもこのサイトにあります。
● お茶大海プロ専用サイト内の秋のイベント案内
https://sites.google.com/view/ocha-ocean/%E6%B5%B7%E6%B4%8B%E6%95%99%E6%9D%90%E3%81%AE%E6%8F%90%E4%BE%9B2022/2022%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%86%AC%E3%83%90%E3%83%95%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%83%8B

● お茶大公式サイト内の湾岸研究所のページ内の2022年秋の教材案内
https://www.cf.ocha.ac.jp/marine/info_sck/d011519.html

地図は正しい位置を表示していない場合があります。正確な位置情報は「問合先」または「ウェブサイトURL」からご確認ください。

千葉県館山市香11　お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所
千葉県館山市香１１　お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所から全国各地に教材を発送し、それぞれが自分の場所で発生実験を行います

小学生   中学生   高校生   大人   親子  

営業時間や定休日、料金などの詳しい情報は、最新の情報ではない可能性もあります。
また開催期間として複数日表示されている場合でも、期間中の全ての日程でイベントが開催されない場合がありますので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。