岡山の海洋ごみ問題をシチズンサイエンスで解決へ!「岡山水門デジタル地図作成チャレンジ」イベントを2月11日(土祝)に開催
NPO法人グリーンズが取り組む「オカヤマどんぶらこリサーチ」では、岡山市教育委員会後援のもと、2023年2月11日(土祝)にオンライン/オフラインハイブリッドの参加型シチズンサイエンスイベント「岡山水門デジタル地図作成チャレンジ」を開催します。
2023.02.06
NPO法人グリーンズ(共同代表:代表者 鈴木菜央、植原正太郎)が取り組む「オカヤマどんぶらこリサーチ」では、岡山市教育委員会後援のもと、2023年2月11日(土祝)にオンライン/オフラインハイブリッドの参加型シチズンサイエンスイベント「岡山水門デジタル地図作成チャレンジ」を開催。岡山における海洋ごみ問題の解決に向けて、科学者と市民の力を合わせて取り組みます。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
岡山の海洋ごみ問題解決の鍵となる水門を初めて本格的に調査
年々増加傾向にある海洋ごみ。
その中でも岡山県が面する瀬戸内海は閉鎖性海域のため、外海からの海洋ごみの流入が少なく、ごみの大半は自分たちが流出させたものということになります。事前の調査・研究から岡山県における海洋ごみの排出源の約7割は陸から排出されており、その多くは県内を張り巡らされた用水路を経由して海に流出しているということがわかってきました。
その用水路を適切に管理すれば海洋ごみの排出を減らせるはずなのですが、実はその計画を立てる為のキーとなる、正確な用水路や水門が記載された地図が、これまで存在していませんでした。
そこで、瀬戸内オーシャンズXではまずは課題となる用水路やごみのホットスポットになりやすい水門を把握することができる地図を作成中です。現在、正確な用水路の地図までは完成し、次のステップは用水路に設置された水門のプロットとなります。
ただし、どこにあるか正確にわからない水門をプロットしていくのは大変な作業となるため、科学者と市民の力を合わせて調査を行う”シチズンサイエンス”の手法に着目。インターネットを活用することで、岡山から離れて住んでいても参加できるイベント仕立てで水門の捜索・登録にチャレンジします。
シチズンサイエンスって?
「シチズンサイエンス」とは、科学者と市民が協力して、プロジェクトを進めていくという方法。
自分たちの興味・関心から問いを立てて、データを集めたり、その結果を専門家と一緒に分析したり。「オカヤマどんぶらこリサーチ」では、そうした学び合いを通じて、瀬戸内海の海洋ごみ問題を自分ごととして捉えながら、市民参加型の改善策を考えていきます。
岡山水門デジタル地図作成チャレンジ
<日程>
2022年2月11日(土祝)14:00~16:00
<開催場所>
オフライン/杜の街グレース ピクニックテラス(岡山県岡山市北区下石井二丁目10-25)
※JR岡山駅から徒歩約12分 岡電バス「杜の街」バス停下車徒歩1分
オンライン/zoom
<プログラム>
14:00 挨拶/趣旨説明(15分)
14:15 参加チーム紹介(5分)
14:20 調査ルール説明・トライアル(15分)
14:35 探索①スタート(15分)
14:50 インターバル・意見交換(10分)
15:00 探索②スタート(20分)
15:20 各チーム成果報告/感想(20分)
15:40 総評・今後のイベント告知(15分)
15:55 クロージング(5分)
16:00 終了
<使用ツール>
Google MAP、zoom
※スマホだけだと操作が厳しいと思われますので、1チームに少なくとも1台はPCをご用意ください。オンライン参加の場合は、zoomのブレイクアウトルーム機能を使ってチーム内のコミュニケーションを取っていただけるので、物理的に離れたメンバーによるチーム構成でも問題なく参加いただけます。
<参加対象>
インターネットに接続できるパソコンをご準備可能な、岡山のごみ問題や環境問題に関心がある方。
※2~3名のチーム単位での参加
<参加定員>
オフライン会場:4チーム ※受付終了
オンライン:10チーム ※先着順受付
<参加費>
無料
<参加方法>
peatixにて、代表者の方がお申し込み
https://setouchi-oceansx-map.peatix.com/
<主催>
NPO法人グリーンズ
<共催>
瀬戸内オーシャンズX推進協議会
<後援>
岡山市教育委員会
<協力>
内外地図株式会社
<メディアの方はこちら>
NPO法人グリーンズ
メールアドレス:kunihiko.tanabe@greenz.jp